日本のEコマースは伸びているのか??

#149

こんにちは、チャーリーです!

前々回ブログ(Eコマースはどれくらい伸びているのか??)と前回ブログ(アマゾンのEコマース事業は今後も伸びるのか??)でアメリカとアマゾンのEコマース(以下:ネットショッピング)のことについて書いてきました。

アメリカのネットショッピングは、まだ小売り全体に占める割合が10.97%しかなかったのでこれからまだまだ伸びる余地がありました。

 

今回は日本について調べてみたいと思います。

調べる前の私の肌感覚で言えば、日本のネットショッピングはここ数年で間違いなく伸びています!

もしかしたらアメリカのネットショッピング比率よりも高いとさえ思っています。

 

それでは調べてみたいと思います。

以下のデータは経済産業省の商業動態統計速報と日本通信販売協会から数字を拾いました。

商業動態統計速報はこちら、公益社団法人 日本通信販売協会

 

 

まずは日本の小売り全体の売上と通販の販売額の推移を見てください。

※ 通販と書いていますが、この数字にはテレビ通販や雑誌通販による販売額も含まれています。ネット通販だけの数字が見当たらなかったんです…泣

 

これを見て最初に感じたことは、やっぱり日本の小売業の売上はアメリカと違って全くと言っていいほど伸びていないことです。

そりゃー企業が儲からないはずです!

ちなみにアメリカは同じ期間で小売業の売上高が2.11倍に増えています。

 

次に通販だけの推移を見てみます。

 

くどいようですが、この通販の販売額はネット通販だけでなく、テレビ通販などの通販も含まれています。

それを加味したとしても小売全体があんまり伸びていない中、通販は順調に伸びていることがわかります。

 

最後に日本の通販比率だけを見てみます。

私の予想は大外れでした…汗

“ジャパネットたかた”などのテレビ通販も含めた比率にも関わらず、日本の通販比率は6.1%しかありませんでした。

アメリカはネット通販(ネットショッピング)だけの数字にも関わらずネットショッピング比率が10.97%あります!

 

 

整理すると…

日本の通販による販売額は年々伸びているものの、アメリカと違って小売全体の売上高がほぼ伸びていない状況を鑑みると、日本のネットショッピングの伸びしろはそんなにないと思います。

あとは、少し話は反れますが、日本は小売全体の売上高が伸びていないということは、単純に消費が伸びていないということなので、企業が儲からない=株価が上がらない理由がよくわかりました。

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