私が好きな投資家(日本人)
#920
こんにちは、チャーリーです!
体調を崩していたので昨日のブログが掲載できなくて申し訳ございませんでした。
体調が少し回復してきたときにベッドで寝ながらYouTubeを見ていたのですが、いろいろ見ていた中で「奥野一成さん」が出てきた動画がありました。
奥野一成さん
投資信託「おおぶね」シリーズのファンドマネジャー
動画の中で「売らなくてもいい銘柄だけに集中投資する」と言っていました。
バフェット、澤上篤人さんも厳選集中投資です。
私もこの考え方は大賛成です!
なぜ賛成かというと…
自分が永続的な競争優位性を理解できる企業だけに投資する方がリスクが低いから。
理解できていない企業に投資するほどリスクが高いものはないと思っています。
動画の中でこのようにも言っていました。
「マーケットと対峙しない。EPSが成長し続ける企業にだけ投資する」
マーケットと対峙しないというのは、売買のタイミングを計らないということ。
この考え方も私と同じです。
でも残念なことにその動画のコメント欄を見ると辛辣なコメントばかりでした。
「S&P500にパフォーマンスが負けているのに偉そうなことを言うな」
「ポジショントークだ」
「ダラダラ長いわりに、得るものがなかった」
まずは「おおぶね」と「S&P500」のパフォーマンスを比較してみます。
S&P500はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)
農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶね
コメントに書いてある通り、市場平均であるS&P500の方がパフォーマンスがいいです。
ただこのことはバフェット、澤上篤人さんも概ね同じ結果です。
バフェット、澤上篤人さん、奥野一成さんのように永続的な競争優位性を持っている企業に集中投資するという投資が一番力を発揮するときは相場が上昇基調の時期ではありません。
バブル崩壊や景気後退など逆風がビュンビュン吹き荒れている時です。
ご幣を恐れず説明すると、相場状況が良い時はどんな銘柄でも上がります。
特に金融緩和時はそうです。
今も利下げを期待しているので株価が実力以上に上がっています。
一番大事なことは複利の効果を最大化するために長期で保有することです。
澤上篤人さんの本にも書いてありましたが、「玉石混交」の投資だと今度大暴落がきたときに冬の時代が長くなってしまいます。
その時にいち早くV字回復するのは永続的な競争優位性を持っている企業です。
このことは間違いないと思っています。
リーマンショックの時を思い返してみてください。
S&P500は元の株価水準に戻るのに「約5年5ヶ月」の月日がかかりました。
一方
コストコは元の株価水準に戻るのに「約2年8ヶ月」でした。
当然、コストコは元の株価水準に戻ったあとはそのまま上昇し続けています。
この時に今後挽回できないくらいパフォーマンスに差がついてしまいます。
長期投資に向いているのはどっちだと思いますか??
もちろん自分の性格と情報収集能力によってどっちを選ぶかは変わってくると思います。
自分だとどっちが向いているかを考えるだけでも十分だと思います。
最後に「おおぶね」がどういう銘柄に投資しているのかを見て終わりにします。
全部で29銘柄にしか投資していません。
私のオススメ銘柄が3銘柄ランクインしていました。
組み入れ比率
1位のコストコ
4位のビザ
5位のS&Pグローバル
整理すると…
奥野一成さんの投資哲学は私はすごく納得できます。
私が知っている日本人投資家の中で一番好きです。
以前のブログでも書きましたが、自分で調べられない人はS&P500やオルカンに投資するのが正解です。
調べず、理解せず個別株投資するのはザルに水を流すようなものなので絶対やめましょう。