国別のスマホ機種シェア トップ5
#574
こんにちは、チャーリーです!
みなさんはスマホはどの機種を使っていますか??
私はiPhone12 miniを使っています。
アップルのことをいろいろ調べていたら、おもしろいレポートを発見しました。
どういうレポートかというと、調査会社のカウンターポイントが作成した「国別のスマホ機種シェア」が書いてあるレポートです。
そのレポートはこちら
一番イメージしやすい日本だとどう思いますか??
イメージだけでいうと、やっぱりiPhoneシリーズのシェアが高いような気がしますよね。
さっそく見てみます。
日本
やっぱりイメージ通りの結果になっています。
このように国別のスマホ機種のシェアが掲載されています。
アップルにとってはこのスマホの販売がすごく重要なんです。
なぜかというのは、アップルの製品別の売上比率を見たらすぐわかります。
iPhoneの売上比率が52.0%で断トツに高いです!
地域別の売上高比率を見てみます。
※ これはiPhoneだけの地域別売上高比率じゃなくて、アップル全体のことです。
この地域別の売上高比率を参考にしながら、国別のスマホ機種のシェアを見てみてください。
ちなみに、世界のスマホメーカーのシェアランキングは以下の通りです。
1位:サムスン電子
2位:アップル
3位:シャオミ(小米)
アメリカ
やっぱりアメリカではiPhoneシリーズが強いです。
次はヨーロッパ地域を見てみます。
ドイツ
iPhoneシリーズが上位3つを占めています。
フランス
やっぱりiPhoneシリーズです。
イギリス
次は世界シェア1位のサムスン電子の本拠地である韓国
さすがにサムスン電子が強いですね。
アップルも善戦していますが、サムスン電子の牙城はなかなか崩せそうにないかな…
次は人口が多い、中国とインドを見てみます。
中国
中国のスマホシェアは過去にも調べたことがあるので、なんとなく想像がついていました。
以前調べたデータだと、アップルは中国市場で高級スマホ(800ドル以上のスマホ)のシェアが72%でした。
インド
!!
ついにiPhoneシリーズがまったくランクインしていない国がありました。
しかも人口が世界第二位のインドでシェアを取れていないので、前向きに考えると開拓の余地があって、後ろ向きに考えると大丈夫?って思ってしまいます。
今回調べた結果は、インド以外はiPhoneシリーズが人気でした。
※ 韓国はサムスン電子の本拠地なのでさすがに仕方ないとして…
重要なことはなんでインドではiPhoneが人気がないのか??です。
完全に私の予想ですが、考えられることが1つあります。
それは、アップルはハイエンド(高級スマホ)に特化しているということです。
IMF(国際通貨基金)が発表している1人あたりのGDPを見ると、その答えが見えてきます。
2021年の1人あたりのGDP順位
アメリカ:世界第6位(69,231ドル)
ドイツ:18位(50,795ドル)
イギリス:22位(47,203ドル)
フランス:23位(44,853ドル)
日本:28位(39,340ドル)
韓国:30位(34,801ドル)
中国:65位(12,359ドル)
インド:146位(2,185ドル)
インドは日本の18分の1しか所得がないので、高級スマホ(800ドル以上)が買えないんです。
インドが経済成長して、高級スマホが買えるくらい所得が増えるとiPhoneを買うという選択肢が出てくると思います。
整理すると…
カウンターポイントのレポートによると、韓国以外の先進国ではiPhoneがかなり優位なポジションにいることがわかりました。
韓国はサムスン電子のお膝元なので今後もiPhoneが圧倒的なシェアを取るのは難しいと思います。
ただ、今回調べて認識したことは、アップルは高級スマホ(800ドル以上)に特化しているため、1人あたりのGDPが少ない国ではシェアが伸ばせていません。
前向きに考えると世界全体が経済成長すればするほど、アップルが活躍できる国が増えるということだと思います。