NISAの利用状況:2022年6月末時点

#735

こんにちは、チャーリーです!

金融庁が3ヵ月に1度ずつ「NISA口座の利用状況調査」を発表しています。

この調査レポートに何が書いてあるのかというと、「口座数」、「買付金額」、「年代別の利用者数」などが載っています。

 

 

いきなりですが、問題です!

「一般NISA」と「つみたてNISA」では口座数はどちらが多いと思いますか??

 

答えは以下の通りです。

2022年6月末時点

  

私的にはビックリしたんですが、一般NISAの口座数が一番多かったです。

これは一般NISAの方が制度として先に始まったことが影響していると思います。

一般NISA:2014年1月開始

つみたてNISA:2018年1月開始

 

ただ、2年前の2020年12月末時点と比べると面白いです。

一般NISAの口座数が減っています。

片やつみたてNISAは2倍以上に増えています。

一般NISAの口座数が減った理由は一般NISAからつみたてNISAに変更した人が相当数いたんだと思います。

 

 

次に年代別の口座数を見ていきます。

つみたてNISAだけを調べます。

20代30代の口座数の伸び率がすごいです。

それだけ投資で資産を形成していくってことが浸透してきている証拠だと思います。

 

良いか悪いは別問題として私の周りの人でも「つみたてNISAで投資すればいいんでしょ?」って言っている人がかなり多いです。

ただ印象としてはつみたてNISAで投資すれば儲かると思い込んでいる人が多いのでその辺は気を付けてください。

決して、「つみたてNISA=儲かる」ということではありません。

 

つみたてNISAで儲かるかどうかは長く続けられるかどうかによります。

話は少しズレますが、「アメリカ株に投資すれば儲かる」とか「S&P500」に投資すれば勝ち確定と考えるのもダメです。

 

短期的には株価は企業価値に関係なく推移します。

何も悪材料が出ていなくても20%くらいは下がると思っていた方がいいです。

その下落に振り回されないようにするためには長期投資しかありません。

 

決して「つみたてNISAで投資したら」とか「アメリカ株に投資すれば」とか「S&P500に投資すれば」という理由だけでは資産を築くことは不可能です。

 

 

話を元に戻します。

つみたてNISAは上記の表を見ての通り、1年半で口座数が2倍以上に増えています。

すごく良い傾向だと思います!

昨日のブログ(NISA恒久化へ)でも書きましたが、これでNISAの非課税期間が無期限になるので益々NISAを活用した投資が増えると思います。

今後益々増えてくるどころかNISAを活用しない手はないです!

長期投資を実現して複利効果を最大限に活かすことで、非課税のメリットを最大限活かすことができます。

複利効果を最大限活かす前に売却してしまうと、NISAで投資するメリットも薄れてしますので気を付けてください。

 

 

整理すると…

つみたてNISAの口座数を見ると投資がかなり浸透してきていることがわかります。

これからの時代は特に投資で資産を築こうとしている人と、投資を敬遠している人との格差がどんどん開くと思います。

自分の資産を守るためにもまずはつみたてNISAから始めましょう。

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