NISAでびっくりしたこと
#904
こんにちは、チャーリーです!
NISAのことを調べていると私的にはびっくりしたことを見つけたので紹介します。
日経新聞(ネット版)に書いてありました。
画像引用元:日本経済新聞(2024年3月14日)
個人的には新NISAでは大多数の人がつみたてNISAをしていると勝手に思っていましたが、この記事によると「5割が個別株」に投資しているみたいです。
YouTubeやインフルエンサーは個別株には手を出したらいけないって言っているので、てっきり新NISAはつみたてNISAが主流だと思っていました。
実際、「中田敦彦のYouTube大学」、「両学長リベラルアーツ大学」、「厚切りジェイソン」は個別株投資を完全否定しています。
実際新NISAの成長投資枠でどんな銘柄を買っているのか調べてみます。
調べる証券会社はSBI証券と楽天証券です。
まずはSBI証券
次は楽天証券
SBI証券でも楽天証券でも銘柄はほとんど同じです。
総じて高配当株がランクインしています。
しかも、ネット証券での保有残高ランキングなので、営業員にセールスされて買った銘柄ではないです。
高配当株に投資する是非は横に置いておいて、NISAで高配当株に投資したい気持ちはわかります。
ただ、もっと不思議なことがあるんです。
NISAで米国株式に投資をしたらガラッと雰囲気が変わります。
SBI証券
高配当株というよりも成長株の割合が多いです。
楽天証券
やっぱりSBI証券でも楽天証券でも同じです。
日本株もアメリカ株も保有残高ランキングは掲載しているのですが、残高が金額ベースで掲載してくれていたらもっと面白いのに…
話が少し逸れてしまいましたが、日経新聞によると「(NISAで)5割が個別株」というのは本当に驚きました。
ネットで発信されているように個別株は敬遠されて、つみたてNISAが勝手にマジョリティだと思っていましたが、いい勉強になりました。
つみたてNISAで投資できる投資信託は分配金(配当金みたいなもの)が出ないので、投資していても面白くないし、旨みも感じにくいので高配当株に投資したくなるんだと思います。
つみたてNISAは積み立てていても分配金(配当)をもらえなくて楽しみがないので昨日のブログ(つみたてNISAの現実)で書いたように4年弱で売却してしまう人が多いんでしょうか。
それも1つの要因に思えてきました。
整理すると…
高配当株への投資はいろいろ思うことがありますが、そのことは横に置くとNISA口座での投資は長く持てば持つほどメリットを享受しやすいことを忘れたらいけないと思います。
成長投資枠(個別株)であってもつみたてNISAであっても同じです。
本当に長期間で保有できる商品かどうかをよく考えて投資するようにしてください。