2021年度 本決算発表:ネットフリックス
#484
こんにちは、チャーリーです!
私が愛用しているネットフリックスの2021年度の本決算が2022年1月20日に発表されました。
ちなみに私は毎日ネットフリックスで海外ドラマを見ているくらいヘビーユーザーです。
ここ最近は韓国ドラマにハマっています。
恋愛もの以外ですけど…
※ ヘビーユーザーですけど、投資対象には入っていないです。
2021年度の本決算の発表を受けて、前日比21.79%下落しました。
何でこんなに下がったのか調べてみたいと思います。
まずは株価推移から見てみます。
ほぼコロナ前の水準まで下がっていることがわかります。
業績を調べてみたいと思います。
以下の表はすべてネットフリックスの四半期ごとに公表している「株主への手紙」から数字を抜粋して作成しています。
株主への手紙はこちら
※ 表中に出てくる予想はネットフリックス自身が公表している予想です。
売上高
純利益
売上高・純利益を見てもなんで決算発表後に21.79%も下がったのかがいまいちわかりません。
上記の「株主への手紙」の中にネットフリックスの有料会員数の推移が載っているのでそれも調べてみたいと思います。
順調に増えていることはわかりますが、これを見てもまだ21.79%も下落した理由がハッキリしません。
次に有料会員の純増を調べてみます。
決算発表後にいろいろネットで調べると今回発表された純増が会社が予想していた数値まで届かなかったので株価が下がったと書いてありました。
2021.10-12月の会社予想:850万人の純増
2021.10-12月の結果:828万人の純増
たしかに調べてみるとネットフリックス自身が予想していた純増数まで届いていないことがわかります。
このことから「ネットフリックスの会員数が頭打ち」とか「巣ごもり需要が終わった」などと言われているんだと思います。
ただ、それも株価が21.79%も下がった理由だと思いますが、私は有料会員数を調べる中で違う理由があるように思えました。
チャーリーが考える株価下落要因
・2022年1-3月の純増予想が少なすぎる問題
・年平均の純増数が鈍化してきている問題
1つ目の「2022年1-3月の純増予想が少なすぎる問題」について
ネットフリックスは理由はわかりませんが、季節(時期)によって純増数がマチマチです。
なので2022年1-3月の予想と過去の1-3月を比べてみてください。
2022年1-3月が明らかに一番純増数が少ないことがわかります。
→ 上記していますが、この予想はアナリストが勝手に予想しているものではなく、ネットフリックス自身が予想している数値です。
2つ目の「年平均の純増数が鈍化してきている問題」について
年ごとの純増数の平均(四半期ベース)を出してみます。
2018年:716万人純増
2019年:696万人純増
2020年:914万人純増
2021年:455万人純増
2020年はコロナ年なので巣ごもり需要があったため、2020年より純増が鈍化するのはわかりますが、2018年、2019年と比べても純増数が一番少ないです。
しかも、2022年1-3月の会社予想は250万人しか純増しないと予想しているので、2022年はもっと純増ペースが鈍化する可能性が高いです。
整理すると…
ネットフリックスの利益の源泉である有料会員数が増えるペースが鈍化していることが明らかなので株価が下がったことがわかると思います。
そもそも論でいうと、なぜネットフリックスのヘビーユーザーである私が投資対象に入らないかというと、「時間の取り合い」をしているだけだからです。
世界中どんな人でも1日は24時間しかありません。
その24時間と決められた時間をネットフリックス、アマゾンプライム、YouTube、TikTok、インスタグラム、ツイッターなどのサービスが椅子取りゲームをしているんです。
1日が30時間とか40時間に増えない限りは、この椅子取りゲームはすぐ限界を迎えることは火を見るより明らかなことなので投資対象にはならないんです。
サービスはピカイチにいいので頑張ってほしいです!