新NISAの勘違いしそうなところ
#797
こんにちは、チャーリーです!
タイトルにも書きましたが、2024年からスタートする新NISAで私が勘違いしていたところがあるので、今回はそのことをについて書いていきたいと思います。
新NISAのポイントは以下の通りです。
・非課税保有期間が無期限
・つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円
→ 合計で年間350万円まで投資が可能。
・非課税投資限度額は、全体で1,800万円(成長投資枠は内1,200万円まで)
・売却しても再利用が可能
ざっとこんな感じだと思います。
少し説明を加えます。
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」についてです。
つみたて投資枠とは…
今までの「つみたてNISA」と全く同じです。
金融庁がつみたてNISAに適していると認めた投資信託しか購入することができません。
投資信託しか購入することができず、個別銘柄はつみたてNISAで投資することはできません。
次に成長投資枠とは…
個別銘柄、つみたてNISAで採用されなかった投資信託にも投資できます。
ただし、以下の条件に当てはまると対象外になります。
・整理、管理銘柄
・信託期間が20年未満の投資信託
・高レバレッジ型や毎月分配型の投資信託
などです。
これを踏まえた上でどの部分を勘違いしていたのかというと…
「非課税投資限度額は、全体で1,800万円(成長投資枠は内1,200万円まで)」というルールです。
私が勘違いしていたのは、成長投資枠の1,200万円を使い切らないと「非課税投資限度額の全体で1,800万円」を使い切れないのかと思っていたんです。
イメージはこんな感じです。
つみたて投資枠(限度額):600万円
成長投資枠(限度額):1,200万円
合計:1,800万円
これが間違いだったんです!
金融庁のホームぺージの「よくあるご質問」にはこのように書いてあります。
画像引用元:金融庁のホームページ
これを見れば追加の説明は不要だと思います。
あえて言えば
つみたて投資枠だけで1,800万円を使い切ることは可能ですが、つみたて投資枠の年間の投資枠は120万円です。
成長投資枠の年間投資枠の240万円まで、つみたて投資枠に回すことはできません。
最後に新NISAの制度が表にまとめてあるのでそれを添付して終わりにします。
画像引用元:金融庁のホームページ
整理すると…
私もそうですが、制度が変わって以前より複雑になると頭がこんがらがって勘違いしてしまう箇所が出てきますが、そういう時こそ一次情報を見た方がいいです。
一次情報とは今回でいうと、金融庁のホームページのことです。
二次情報は私が書いているようにブログやYouTubeなど第三者が発信している情報のことをいいます。
金融庁のホームページは本当にわかりやすく書いてあるので迷った時は見てみるのをお勧めします。