投信ブロガー VS 市場平均

#136

こんにちは、チャーリーです!

前回のブログで(「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」)のことを書きましたが、投信ブロガーが忖度なくガチで選んだ投信市場平均(S&P500)ではどっちのパフォーマンスが優れているのか?を検証していきたいと思います。

 

初めてこのブログを見る人は「平均でしょ?平均を下回っていたら運用する方も選ぶ方もプロとして失格でしょ!プロが運用して、しかもそれをまた投信ブロガーが厳選した投信なら平均よりパフォーマンス良くて当たり前じゃん!」って思う人が多いと思いますが、実は市場平均を上回るのはすごく難しいんです。

 

なぜそんなことを言うかというと、過去ブログ(プロ VS 市場平均)で同じことを検証したんです。

これはモーニングスター社が毎年選考して最優秀ファンド賞を発表していますが、その最優秀ファンド賞を受賞した投信とS&P500を比較したら、なんと14銘柄中5銘柄しかS&P500を上回らなかったんです。

詳しくは過去ブログを見てください。

 

 

ということで本題に入ります。

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」は2007年から表彰されているので、2007年から全ての銘柄で検証してみます。

 

結果発表~!!

 

さすがにここまでとは思ってなかったです…びっくりしました!

各ファンドの設定日からのパフォーマンス比較だと、全ての銘柄に対して市場平均であるS&P500の方が上昇率が高いです!

 

ほんっとうに投信は市場平均(S&P500)に勝てないということがよくわかりました。

投信って必要ないじゃんって思うのは私だけ??

 

 

少し話は反れますが、今回検証してみて感じたことは、モーニングスター社と投信ブロガーが選ぶ銘柄は180°違うなと思いました。

モーニングスター社:アクティブファンドばっかり

投信ブロガー:インデックスファンドばっかり

 

教科書的に言えば…

アクティブファンドは、ベンチマーク(S&P500と思っていいです)を上回る運用を目指しています。(運用コストが比較的高い)

インデックスファンドは、ベンチマークと同等の運用を目指して運用しています。(運用コストが安い)

 

アクティブファンドもインデックスファンドも両方とも市場平均を下回っているのでわけがわからなくなります…

まぁでもそれだけ市場平均を上回ることが困難ということがわかったと思います。

 

 

整理すると…

個別銘柄では何を買っていいのかわからない人、分散投資をしたい人は黙ってS&P500を買うことをオススメします!!

今回や前回の結果を見るとそれがよくわかると思います。

結局市場を出し抜こうとして、ファンドマネージャーも含めて自分の相場観を信じて、安く買って高く売ろうとすればするほど失敗してその結果、市場平均を下回ってしまうんです。

これは個別銘柄運用でも全く同じことが言えます!

なので私は個別銘柄に投資していますが、売り買いせず、長期保有できる銘柄にしか投資していないんです。

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