マイナス金利解除で住宅ローンはどうなるの??

#911
こんにちは、チャーリーです!
世の中住宅ローンを抱えている人はかなり多いです。
住宅ローンを抱えている人にとっては住宅ローンの金利は最も気になることだと思います。
金利がどうなるか気になる人は言うまでもないですが、「変動金利で住宅ローンを借りている人」です。
こんなデータがあります。
以下の画像は住宅金融支援機構が公表した住宅ローン利用者の実態調査から転載しています。
住宅ローン利用者の実態調査はこちら
変動金利と固定金利の割合
最新データである2022年10月~2023年3月に住宅ローンを借りた人の72.3%が変動金利です。
どの期間を見ても60%以上の人が変動金利で住宅ローンを借りていることがわかります。
また住宅ローンを借りている金融機関によっても違うみたいです。
銀行で住宅ローンを借りているは75.4%が変動金利なんですね。
金融機関によって違うって面白いです。
問題は日銀がマイナス金利を解除したことによって、住宅ローンの変動金利はどうなってしまうのかということです。
大多数の人が毎月の生活費に余裕を持って生活できていないと思います。
それは収入が多いとか少ないとかの話ではなく、収入が多ければ多いだけの生活水準を送ってしまうので毎月余裕を持って生活できている人は少ないと推測します。
もしそうだとした時に、住宅ローンの金利が上がってしまって月々の返済額が増えてしまったら…考えるだけで怖くなる人が中にはいると思います。
ちなみに私は賃貸マンションに住んでいるので住宅ローンは借りていませんが。
この住宅ローンの金利については新聞でも何回か書かれているので結果を知っている人も多いと思います。
私はテレビを見ないのでわからないですが、テレビでも言っていると思います。
結論
「短期プライムレートを基準金利としている銀行はマイナス金利を解除したからといって変動金利は上がりません」
ここまではたぶんみんな知っていると思いますが、話はここで終わらないんです。
問題は「短期プライムレートを基準金利にしている銀行」は変動金利は変わりませんが、そうじゃない銀行は住宅ローンの変動金利は上がってしまいます。
何を基準金利にしているのかというと、東京銀行間取引金利(TIBOR:タイボー)です。
このTIBORを採用している銀行は私が調べた限りだと楽天銀行・山陰合同銀行(島根県の地銀)があります。
もちろん他にも調べたらTIBORを採用している銀行はあると思います。
TIBOR採用の銀行は今後住宅ローンの変動金利が上昇する可能性が高いので注意してください。
整理すると…
マイナス金利が解除になって住宅ローンの変動金利が上がる銀行と影響を受けない銀行があることを初めて知りました。
自分が借りている住宅ローンは何を基準に金利を決定しているのか調べておいた方がいいと思います。
急に毎月の返済額が増えると困る人が出てくると思うので。