もう買うのはやめよ…毎月分配型投信がダメな理由

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こんにちは、チャーリーです!

前回ブログ(なぜ金融庁は毎月分配型投信を批判するのか??)では顧客本の営業とはどういうことなのか?を書きましたが、今回は毎月分配型投信の商品性の観点からなぜ金融庁が名指しで批判したのかを考えていきたいと思います。

 

結論からいうと複利の効果を享受できないからです!

 

 

複利の効果については過去ブログ(すごい…複利効果の威力!!)に書いているので詳しくは、その記事を見ていただきたいです。

今回の記事では分配型投信がもたらすデメリットを2つの側面から見ていきたいと思います。

 

  1.  普通分配金だと受取分配金に対して20.315%の税金が課税される。
  2.  普通分配金、元本払戻金(特別分配金)どちらの分配金を出ても運用資産が分配金を出した分だけ減る。

 

 

1に関しては具体的な商品を用いて計算してみたいと思います。

ネット証券、ネット銀行の月間投信販売額ランキングで出てきた“ダイワJ-REITオープン”で計算しました。

 

3年前の2017.7.27にダイワJ-REITオープン(毎月分配型)ダイワJ-REITオープン(年1回決算型)を買ったと仮定したらどうなったと思いますか?

※ 当然同じ商品なので運用している中身は100%同じです。(分配頻度の違いなだけ)

  年1回決算型は過去3年間に1円たりとも分配金を出していないので、分配金を出しているパターンと、全く分配金を出さなかったパターンとが単純比較できます。

 

 

 

2に関してはまずは下記の図を見てください。

出典:日本証券業協会

 

普通分配金と元本払戻金という名称なので勘違いされがちですが、両方とも運用資産の中から分配金を捻出して分配しているんです!

 

 

この結果を見たら毎月分配型投信なんか投資するのがいかに無駄なことかよくわかると思います。

2つ目の理由が一番のデメリットです!

 

 

整理すると…

上記2つの理由から毎月分配型投信はお客さまのメリットが乏しい商品だということがわかります。

長期投資の優位性の1つに複利効果の恩恵を最大限受けるということもあるので、効率的に資産を増やしていきたいのであれば自ら複利効果を放棄したらダメです!!

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