やっぱり売却していた…
#985
こんにちは、チャーリーです!
ショッキングな調査結果が発表されました。
それは今回の円高株安で売却していた人がそこそこの規模でいました。
皆さんは今回の円高株安でも持ち切れましたか??
どれくらい売却していたかというと、新NISAが始まった2024年1月以降だと断トツの規模で売却が出ました。
※ QUICK資産運用研究所の推計
金額にして1,609億円です。
8月7日のたった1日で解約された金額です。
補足をしていないとわかりづらいかもしれません。
表のタイトルにある「国内公募追加型株式投信」とは何か??
国内って書いてあるので日本株に投資している投信だと勘違いする人がいるかもしれません。
結論からいうと、海外株式に投資している投資信託も「国内投信」と言います。
国内投信とは日本の法律に基づいて設立された投資信託のことなので、投資対象は国内外どちらでもいいです。
もっと単純にいうと
円建ての投資信託は国内投信
外貨建ての投資信託は外国投信
だと思ってください。
次に何の投資信託がどれくらい売却されたのかを見てみます。
この表も前述の表も日次のデータです。
8月7日のたった1日でみんな大好き「S&P500」や「オルカン」がこんなにも解約・売却されています。
少し前のブログでも書きましたが、為替は急激に円高になりましたがアメリカ株は少ししか下がっていません。
下落率でいうと日常茶飯事の範疇です。
それにも関わらずなんでたった1日で1,609億円も売却してしまうんでしょうか??
私の気持ちは半分不思議で、半分やっぱそうなるよね…という気持ちです。
あれだけ長期投資が大事って誰しもが言っているにもかかわらず少しの下落で売却してしまうのか…
一方でやっぱり何で投資商品の良さを理解していない人は不安になって売却するよねとも思います。
私の勝手な想像ですが、S&P500やオルカンは「コストが安いから」という理由で投資している人は耐えられないと思います。
コストよりももっと大事なことは、「何に投資しているのか」です。
投資先の良さを理解していないとダメ!!
その良さを理解していないと持ち切れないです。
でも売却した人にとっては良かったと思います。
今回の相場は急落したので「反射的に市場から退場(売却)」できたので損失が少なくて済みましたが、これがダラダラと下がり続けたら「反射的に市場から退場(売却)」」はできなかったと思います。
損失がどんどん拡大して気が付いたらすごい損失になっているのに気付いて、そのときに初めて売却しないといけないと意識します。
まさしく「ゆでガエル状態」になっていたと思うので長期で持ち切れない人にとっては良かったと思います。
整理すると…
たった1日で1,609億円の売却が出たということはそれだけ理解せずに投資している人が多いということです。
言い換えれば、投資の必要性は感じているけど適当に投資しているということだと思います。
私ももっと頑張って投資を通じて将来(未来)に希望が持てる人を増やしていきます。