アーク社に宣戦布告!

#350

こんにちは、チャーリーです!

今やカリスマ投資家ともてはやされているキャシー・ウッド氏率いるアーク社に宣戦布告をしたのはもちろん私ではありません。

そもそも私なんかが宣戦布告したところで何の意味もないです…ww

アークイノベーションETFは2020年の1年間で2.46倍になりました。

 

そのアーク社に宣戦布告をしたのは、ヘッジファンドを運営しているマイケル・バーリ氏です!!

2021年6月末時点での株式保有報告書(フォーム13F)を見ると…

・2021年4月-6月の間にアークイノベーションETFのプットオプションを3079.9万ドル分(約33億8789万円)保有しました。

※ プットオプションは株価が下がったら利益が出る取引です。

 

ちなみに…2021年3月末時点での株式保有報告書(フォーム13F)を見ると…

・2021年1月-3月の間にテスラ株のプットオプションを534.41百万ドル分(約587億8521万円)保有しました。

 

 

このマイケル・バーリ氏がその辺の投資家と違うので注目が集まっているんです。

マイケル・バーリ氏の経歴を簡単に紹介します。

といっても、Wikipediaを抜粋しただけですが…

マイケル・バーリ氏のWikipediaはこちら

 

・2000年11月にヘッジファンドの運用を開始

・2001年の最初の1年間で、S&P500は11.88%下落しましたが、バーリ氏のヘッジファンドは55%上昇しました。

→ これはインターネットバブルのピーク時に過大評価されたハイテク株を“空売り(カラ売り)”して利益を得ました。

・2002年、S&P500は22.1%下落。バーリ氏は16%の利益。

・2003年、S&P500は28.69%上昇。バーリ氏は50%の利益。

正直これだけでも凄いですが、まだまだバーリ氏伝説は終わりません!

むしろ今までは序章に過ぎず、本編はここからです。

・2005年にサブプライムローン市場に焦点を当てて分析を始めた結果、早くて2007年に不動産バブルが崩壊することを予測しました。

→ その理由もWikipediaには書いてあります(ここでは割愛します)。

・バーリ氏はゴールドマンサックスや他の投資会社にサブプライムローン関連の投資を売却するように説得し、バーリ自身はサブプライムローン関連商品を空売り(カラ売り)しました。その結果、個人的利益を1億ドル(約110億円)、ヘッジファンドへの投資家には7億ドル(約770億円)以上の利益をもたらしました。

→ ゴールドマンサックスを始めとした他の投資会社はバーリ氏の意見に耳を傾けなかったために歴史的大損失を計上しました。

・2000年11月1日から運用を開始して2008年6月までに5.89倍の利益を出しました(手数料と費用を除く)。同じ期間のS&P500(配当金込み)は3%弱の上昇しかしていないことを考えると驚異的な運用成果を上げています!!

※ 文中に出てくる空売り(カラ売り)は、株価が下がったら利益が出る取引のことです。

 

 

こういう経歴の持ち主のマイケル・バーリ氏が、アーク社に対して空売りを仕掛けていることは注目しないわけにはいかないです!

マイケル・バーリ氏が徹底的にやっているなと感じるのは、アークイノベーションETFを空売りすればイコール、テスラ株も空売りしていることになるんですが、テスラ株は個別できっちり空売りしているというところです!

→ アークイノベーションETFの組み入れ比率で一番大きいのがテスラ株です。

 

 

整理すると…

今回もマイケル・バーリ氏の予想が当たるかどうかはわからりませんが、テスラを始めとして、アークイノベーションETFが投資している企業群は企業価値以上に買われていることだけは間違いないことです!

そもそも赤字企業がほとんどなので…

今のバブルはこういうスタートアップ企業・ユニコーン企業・赤字企業が大きく上がっていることだと思います。

お金を失いたくないんなら避けて通った方が身のためです…

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