メタ(旧フェイスブック)の新たな収益源

#598

こんにちは、チャーリーです!

メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)は2022年6月20日のプレスリリースで新たな収益源となり得る「メタアバターストア」を発表しました。

 

これはインスタ、フェイスブック、メッセンジャーでアバターを作成して、そのアバターにデジタル衣装を提供することで、さらにカスタマイズできるようになるということです。

※ アバターとは、ネット上での自分の分身のこと。

     

このアバターに好きな服を着せてカスタマイズします。

 

どういうデジタル衣装かというと、百聞は一見に如かずなので見てください。

これがただのデジタル衣装ではないので注目されているんです!

左から2つが「バレンシアガ」、真ん中2つが「プラダ」、右2つが「トムブラウン」がデジタル衣装をデザインして提供しています。

※ 一番左はレーススーツを着ているらしい

 

このデジタル衣装の値段はまだ不明ですが、「Meta Avatars Store(メタバースストア)」で販売します。

このカスタマイズしたアバターはインスタグラム、フェイスブック、メッセンジャーでも使えますが、それをメタが推し進めているVR(バーチャルリアリティ)に持ち込むことももちろん可能です。

 

 

ここでアバターを使ったことがない人からすると、「なんでアバターの服に高いお金を出さないといけないの」って思うと思います。

正直私はそう思っています。

 

ただ、ここで想像してみてください。

ゲームの世界を。

「フォートナイト」「あつまれ どうぶつの森」のことを思い出してみてください。

 

これこそ上記ゲームは私はやったことがありませんが、子供たちが熱中しているのを目の当たりにしています。

例えば「フォートナイト」

 

このようにフォートナイト上ではいろいろなスキン(キャラクター)があります。

このスキンは無料のものもありますが、有料もあります。

ちなみにスキンを変えたからと言って、足が速くなったり、攻撃力が強くなったりと能力が変わるわけではありません。

 

それにも関わらず、課金していろいろなスキンを買いたがるんです。

人気映画や人気マンガとコラボして期間限定でしか買えないので余計に欲しがるんです。

これは子供だからそうなるんじゃなくて、大人のプレイヤーも同じです。

 

 

次は「あつまれ どうぶつの森」

 

「あつまれ どうぶつの森」も数え切れないほどのアイテム(衣装)があります。

これもファッションを変えたからと言って、珍しい虫や魚が獲れるわけではありません。

能力に変更がないにも関わらず、みんな自分が好きなコーディネートをします。

 

 

このようにアバターを使ったことがある人は課金してでも自分の好きなコーディネートをさせるようになるんです。

なので、メタが発表したデジタル衣装も値段がいくらかはわかりませんが、将来的には多くの人が利用することが予想できます。

※ 販売手数料の何%をメタが徴収するのかも私はわかっていませんが…

 

デジタル衣装をデザインして提供している「バレンシアガ」、「プラダ」、「トムブラウン」も素敵なデジタル衣装を提供すれば、宣伝になるし、気に入ってもらえれば現実世界でも購入してくれる可能性だって出てきます。

なのでいろいろなブランドが積極的にこの分野に参入しています。

 

 

整理すると…

メタは2022年2月2日の決算発表以降、明るいニュースがなかなかありませんが、着実に収益化に向けていろいろな施策を試みています。

「リール機能」を150ヵ国以上に提供を開始したこともそうです。

このように利用者、特に若者が利用してくれるように試行錯誤しています。

今回のように有名ブランドがコラボしてくれたり、NFL(アメリカンフットボール)と提携したりしているので、過度に悲観的にならないようにしましょう。

2

1件のピンバック

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です