2024年1月-3月期 決算発表:メタ・プラットフォームズ
#930
こんにちは、チャーリーです!
私が保有しているメタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)が2024年4月24日に2024年度第1四半期決算の発表を行いました。
決算発表を受けて時間外取引では15%くらい下落していました。
翌日の株式市場では前日比10.56%下落しました。
時間外取引の株価を見た時はまた悪夢がよみがえるかと思いました。汗
まずは株価推移から見ていきます。
冷静に考えれば大暴落後は一本調子で上昇して割高になっていたので下がっても驚くことではないんです。
期待値先行で企業価値以上に株価が上がっていただけなのでそれが修正されたと考えればいいと思います。
それではメタ・プラットフォームズ(以下メタ)の業績内容を調べていきたいと思います。
以下の表はすべてメタの四半期報告書から数字を抜粋して作成しています。
四半期報告書はこちら
純利益(1月~3月期)
過去最高益を大幅に更新しました。
前年同期比:+116.7%増益
EPS(1株あたりの利益)
前年同期比:+114.1%増益
業績内容は絶好調といってもいいと思います。
次はメタのアクティブユーザー数を見てみます。
ただ、今回からアクティブユーザー数の開示がファミリーアプリのデイリーアクティブユーザー数しか公表されなくなったのが残念です。
デイリーアクティブユーザー数:毎日アプリを利用する人の数
ファミリーアプリ:フェイスブック、インスタグラム、ワッツアップ、メッセンジャーのこと。
ファミリーアプリのデイリーアクティブユーザー数
今回も増えています。
毎日ファミリーアプリのどれか1つでも利用している人が世界で32.4億人もいます。
直近3ヶ月間で5,000万人増えました。
業績もアクティブユーザー数も堅調に推移しているのになんで株価が大きく下がったかというと「設備投資が予定より多くなるから」です。
AI研究と製品開発のために投資を加速させるからです。
設備投資が増加傾向にあるのはいい話ではないので、今後は注意深く見ておかないといけません。
設備投資が今後もどんどん増えていくようならメタの売却も考えないといけなくなります。
整理すると…
メタの決算内容は業績・アクティブユーザー数とも堅調に推移していました。
ただ気になることは設備投資が多くなってきているところです。
次なる成長のためにAIに投資しないといけないことはわかりますが、投資規模が大きすぎるのは良くないです。
今後も設備投資額については注意深くチェックしていきたいと思います。