2022年7月-9月期 決算発表:メタ・プラットフォームズ

#701

こんにちは、チャーリーです!

私の保有銘柄の中で唯一心配しているメタ・プラットフォームズ(以下:メタ)が2022年10月26日に2022年度第3四半期決算を発表しました。

 

この決算発表を受けて翌日の株式市場ではメタの株価が急落しました。

2022年10月27日

前日比24.56%下落

勘弁してーって思わず声が出そうになりました。

 

 

メタの株価推移を見てください。

 

2021年9月7日:382.18ドル

2022年10月27日:97.94ドル

下落率:74.37%下落

高値から74.37%も株価が下がってしまいました。

 

ニュースなどでは、メタバース事業への投資が大赤字ことが注目されがちですが、個人的にはそんなに重要なことだと思っていません。

それは本業である広告収入が伸びればメタバース事業の赤字を補えるからです。

 

 

まずは広告収入の推移から調べてみます。

以下の表はすべてメタの四半期報告書から数字を抜粋して作成しています。

四半期報告書はこちら

 

まずは地域別の広告収入

広告収入は2021年3Q(前年同期)と比較して落ち込んでいるのがわかります。

 

これを詳細に見ていきます。

こうやって冷静に比べると前年同期比で大きく落ち込んでいるのはヨーロッパだけということがわかります。

アジア太平洋・その他地域は広告収入が伸びています。

しかも、今期はアジア太平洋の広告収入がヨーロッパの広告収入を超えています。

 

 

次は純利益とEPS(1株あたりの利益)を調べてみます。

2018年あたりの水準まで落ち込んでしまっています。

これはリアリティーラボ事業(メタバース事業)への投資がかなり影響しています。

 

でも個人的にはリアリティーラボ(メタバース事業)がどうこうよりも、本業の広告事業が復活してくれば業績も落ち着いてくると思っています。

 

その広告収入が今後どうなりそうかはアクティブユーザー数を見ればなんとなく予想がつきます。

会員数じゃなく、実際にアプリを利用しているアクティブユーザー数というのがポイントです。

 

先に用語の整理をしておきます。

・デイリーアクティブユーザー数

 …毎日アプリを利用しているユーザー数

・月間アクティブユーザー数

 …1ヶ月に1度はアプリを利用しているユーザー数

・ファミリーアプリ

 …フェイスブック、インスタグラム、メッセンジャー、ワッツアップのことをファミリーアプリと呼んでいます。

 

最初にフェイスブック単体のアクティブユーザー数から見ていきます。

デイリーアクティブユーザー数も月間アクティブユーザー数も伸びています。

 

 

次はファミリーアプリのアクティブユーザー数

     

ファミリーアプリもデイリーアクティブユーザー数も月間アクティブユーザー数も両方とも伸びています。

 

 

ニュースの悲観的な報道ばかり見ていたら絶対に気付かないですが、アクティブユーザー数は着実に増えています。

くどいようですが、実際にアプリを利用している人の数が増えているんです。

 

鋭い人はここで大きな疑問を感じていると思います。

「アクティブユーザー数が増えているのになんで広告収入が減っているの??」

言われてみたらすごく不思議ですよね。

 

これは今主力となっている短編動画「リールズ」の広告単価が低いからです。

それで大丈夫??って心配になりますが、そのことについてはメタのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が決算説明会で話しています。

長いので意訳してます。

「ストーリーズを追加した時や、それ以前だとデスクトップからモバイルに移行した時も同じことが起きて収益率は悪くなった。収益率が悪くなってもエンゲージメントとアプリへの需要を高めることで、ストーリーズは私たちが期待してよりも遥かに大きな成果を上げることができた」

 

エンゲージメントとは

 …投稿に対して「いいね!」、シェア、コメント、クリック(写真・リンク・その他)といった4種類のリアクションの合計値のことです。

 

そのエンゲージメントについてはこう言っています。

「エンゲージメントも拡大しており、特にリールズでは大きな伸びを示した」

「現在、FacebookとInstagramでは、1日あたり1,400億回以上のリールが再生されています。これは、6ヶ月前と比較して50%の増加です。トレンドは良好で、TikTokのような競合他社に対して滞在時間シェアを拡大していると考えています」

 

マーク・ザッカーバーグCEOの言葉を額面通り信じれば過度に心配する必要はなさそうです。

ただ、リールズの収益化は12ヵ月~18ヵ月かかるとも言っているので焦らず待ちたいと思います。

 

 

整理すると…

メタのファミリーアプリのアクティブユーザー数もエンゲージメントも拡大していることがわかりました。

あとは主力サービスの「リールズ」の収益化を待つのみです。

リールズが収益化できて広告収入が増えれば、リアリティーラボ(メタバース事業)に投資して赤字を垂れ流したとしても痛みは和らぎます。

そうなると業績も株価も落ち着いてくるので、また以前のような右肩上がりになると思われます。

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