メタが上場来高値更新

#868

こんにちは、チャーリーです!

2024年1月24日の相場でメタ(旧フェイスブック)が390.70ドルで引けて上場来高値を更新し続けています。

 

本当に良かったです。

といってもメタの2023年度の通期決算発表が2月1日にあるので、その結果次第ではどうなるかはまだわかりませんが…

期待値だけで上がっているので油断大敵です。

 

ただ、メタのV字回復で思うことがあります。

以下のことを思い出してみてください。

2019年6月19日「仮想通貨リブラ」を発表

2021年10月28日「メタ」に社名変更

2023年7月4日「スレッズ」を発表

正直2019年のリブラはメタが大暴落する前の話なので直接は関係はないですが、考え方は同じなのであえて入れています。

 

社名変更以外は改めて言われたらそういえばそんなこともあったねーって感じの人が多いと思います。

今回のブログで言いたいことは、「上記の出来事が今回のメタV字回復に関係していると思いますか??」ということです。

 

 

たぶんですが、V字回復の一助を担ったと答えることは誰一人としていないと思います。

でも!!

こういったニュースが出た当時はみんな期待感からメタの株を買うんです。

すごく不思議だと思いませんか??

V字回復の一助を担ったどころか2024年1月時点においてもVR(バーチャルリアリティー)はメタの足を引っ張り続けています。

 

VR事業の営業損失の推移を見てください。

VR事業はリアリティーラボ部門が担っています。

いまだに出血は止まっていなんです。

赤字を垂れ流し状態になっています。

 

 

違う例で言うと「アップルカー」のときもそうです。

アップルカーの話が出ただけでアップル株を買う人が続出するんです。

今のアップル株上昇の要素としてはゼロなのに。

 

ウソだと思う人はメタにしてもアップルにしても当時のことをネットで調べてみてください。

こういう新技術とか新分野はすぐには業績にはプラスに働きません。

むしろうまくいかずに撤退するケースもそこそこあります。

メタでいうと、仮想通貨は撤退しました。

グーグルでいうと、空飛ぶ車の開発から撤退しました。

 

大事なことは本業です!

VRのような未来への投資はうまくいくかどうかわからないので、それを材料に投資するのがどれだけ無意味かを知っているだけで失敗する確率が減ります。

 

 

整理すると…

ポジティブそうなニュースにもネガティブなニュースにも振り回されないことが長期投資においてはすごく重要です。

バフェットがいうように「堀」が深いビジネスを保有しているかどうかが一番大事だと思います。

堀が深いとは、永続的な競争優位性のことを言います。

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