一攫千金狙い!! 株式売買代金ランキングに変化が出てきた
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こんにちは、チャーリーです!
日本で証券口座数が一番多い証券会社はどこか知っていますか??
1位:SBI証券、2位:楽天証券、3位:野村證券の順らしいです。
若い世代や新しく投資を始める人を中心にネット証券の口座開設件数が伸びています。
ネット証券は、その証券会社内でどの銘柄がどれくらい売買されているのかを公表しています。
SBI証券における米国株の売買代金ランキング
楽天証券における米国株の売買代金ランキング
少し前のブログで書いたミーム株がランクインするようになってきています!
※ ミーム株とは、SNS上での情報を基に、ゲーム感覚で取引をする株のこと。
詳しくは過去ブログ(超超超急騰株!! ミーム株どうなのか…)を参照してください。
アメリカだけの現象かと思っていましたが、日本でもミーム株の売買が活発化してきています。しかも、これはアメリカ、日本だけにとどまりません!
実は韓国でもミーム株が活況になっています。
韓国の証券会社の売買ランキングの1位は、ミーム株の代表銘柄のAMCエンターテイメントらしいんです。
ミーム株を主に取引しているのは、ミレニアム世代とZ世代の若者が中心です!
ミレニアム世代とは、1981年~1995年の間に生まれた世代
Z世代とは、1996年~2012年の間に生まれた世代
→SNSが生活の中に欠かせない世代
今回考えていきたいのは「ミーム株取引の勝者は誰なのか??」です。
大前提として抑えておきたいのは、ミーム株は昭和時代の仕手株とほぼ同じなので儲かり続けることはほぼ不可能と考えた方がいいです。
そうはいっても仕手株でもミーム株でもすこぶる高い確率で儲かる人が存在します!
それは「情報発信者」です。
情報発信者とはミーム株でいうと、SNSで一番最初に情報を発信した人です!
仕手株でいうと、仕手筋のことです。
具体例でいうと…
ミーム株で一番最初に話題になった銘柄である「ゲームストップ株」で考えてみます。
ゲームストップ株に対してSNSで最初に発信した人物はキーフ・ギル氏です!
※ キーフ・ギル氏はユーチューバーで且つ個人投資家です。
このキーフ・ギル氏がレディットというSNSで発信したことがきっかけになって、レディット利用者の個人投資家に火がついて株価が急騰しました。
SNSで発信したキーフ・ギル氏は確実に儲かったことは言うまでもありませんが、ここで想像してほしいんです!
「追随した個人投資家はどうなったのか??」
しかも、レディットというSNSを利用していない人や英語が読めない人はどうだと思いますか?
自分の元に情報が回ってきたときには時すでに遅し!です。
1回や2回は儲かったかもしれませんが、そうは問屋が卸さないのが短期売買です!
私も証券マン時代経験がありますが、2回とか3回連続で儲かると株のことが分かった気になります。
恥ずかしいですが、私は当時「動き始める前の株の鼓動が聞こえる!」とかわけのわからないことを言っていました…笑
今考えると、2つのサイコロを振って、2回連続・3回連続でゾロ目が出たのと大して差がないと思います。
たまたまってことです!
整理すると…
短期売買は再現性が極めて低く、しかも私みたいにすぐ調子に乗るようなタイプの人間は必ずと言っていいほど最終的には損します。儲かっている内に終われないので。
もしかすると、ゲームストップ株の発信者であるキーフ・ギル氏もゲームストップ株では大儲けしたけど、調子に乗ってその後は赤の他人がSNSで発信したミーム株に追随して損しているかもしれません。
このように他人を出し抜かないと儲けられない短期投資はやっぱりオススメしません!
「長く持ってもいい銘柄を長く持つ」のが一番です!