やっぱり平均回帰する

#910

こんにちは、チャーリーです!

前回ブログ(今のアップルに投資したいと思いますか??)を書いている時に思い出したことがあります。

「やっぱり株価は平均回帰するんだな」

ということです。

これは当たり前のことなんですが、改めて実感しました。

 

それは「ドミノ・ピザ」です。

私のブログを長く見ていただいている方は記憶にあるかもしれませんが、ドミノ・ピザの決算内容を書いたときにドミノ・ピザは割安ですと書いていました。

 

 

ドミノ・ピザ(2023年11月14日のブログ)

平均PER:32.3倍

当時PER:25.9倍

平均PERまで株価が上がると472.22ドルになります。

※ 当時の株価378.51ドル(24.7%も割安になっていた)

要約すると2023年11月14日のブログでは上記のことを掲載しています。

 

そもそも株価算出の計算式を思い出してください。

EPS×PER=株価

EPS(1株あたりの利益)、PER(株価収益率)

 

PER(株価収益率)は人の感情(人気度合い)だと思ってください。

投資家が強気になってどんどん人気(株を買うということ)になるとPERが上がります。

逆に

投資家が弱気になってどんどん人気がなくなる(株を売るということ)とPERが下がります。

このPERという人の感情は結局は平均回帰します。

 

伝え方が難しいですが何となくわかりますか??

強気な相場も弱気な相場も長続きせず結局は平均に回帰してしまうんです。

 

 

実際計算してみます。

当時のEPS(年換算)は14.62ドルでした。

当時のPERが25.9倍

EPS(14.62ドル)×PER(25.9倍)=378.66ドル

当時の株価378.51ドルと少しだけ違うのは小数点の処理が違うからです。

これが平均PERになると

EPS(14.62ドル)×PER(32.3倍)=472.22ドル

 

今の株価がどうかというと、「496.88ドル」になっています。

ちなみに今のEPSは14.66ドルです。

計算すると

EPS(14.66ドル)×PER(32.3倍)=473.52ドル

今の株価は少しだけ割高になっていることがわかります。

 

 

この割高になった株価が割高を解消する方法は2つあります。

・EPS(1株あたりの利益)が上昇する

・株価が下がる

この2つだと私は前者になると思っています。

4月26日に四半期決算の発表があるのでそれを織り込みつつあるのかなと…

 

 

整理すると…

前回ブログを書いている時に株価が下がったら不安になって投資できないので目を瞑って買いにいった方がいいと書きました。

でも今回のブログで書いた内容を知っていると株価が下がっても不安にならず、むしろ今がチャーンス!!って投資できると思います。

ただ過去10年の平均PERを計算するのがかなり面倒なのがネックですが…

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