国策に売りなし!

#398

こんにちは、チャーリーです!

相場の格言といえば何を思い浮かべますか??

 

ちなみに「格言」の意味は

戒めや教訓を簡単に言い表した言葉。金言。

 

じゃー相場の格言にはどんなものがあるかというと…

・「国策に売りなし」

・「押し目待ちに押し目なし」

・「もうはまだなり、まだはもうなり」

・「売り買いは腹八分」

・「人の行く裏に道あり花の山」

など挙げればキリがないほどあります。

 

今回のブログでは「国策に売りなし」は本当なのか??

現代でも通用するのか??

このことを考えていきたいと思います。

 

 

今回は、菅総理時代に打ち出された政策(国策)に関連する銘柄がどうだったのかを検証していこうと思います。

菅政権は2020年9月16日に発足しているので、コロナ禍の真っ最中にスタートしています。

コロナ禍ということも後押しして、注目されていたのは「デジタル庁」創設だったと思います。脱ハンコやDX(デジタルトランスフォーメーション)などを推し進めていきました。

 

このデジタル庁創設に関連する銘柄は以下の通りです。

 

知らない銘柄ばっかり…

 

当時を振り返ると、10万円の給付金はマイナンバーを持っている人の方が手続きが楽で、給付も早かったのを覚えています。

マイナンバー関連の銘柄も上記銘柄一覧の中に入っています。

 

話は少しズレますが、マイナンバーと言えば、マイナンバーが健康保険証の替わりになるので、私はこの前「マイナ保険証」の登録をしました。

 

 

上記した8銘柄がどうなったと思いますか?

相場の格言通り、「国策に売りなし」になっているのでしょうか??

 

検証期間:菅総理が勝った総裁選の翌日~菅総理が次の総裁選に出馬しないと表明した日

具体的には、2020年9月15日~2021年9月3日まで

検証結果

見るも無残な結果になりました!

8銘柄中2銘柄しか上昇していません。

 

ちなみに同じ期間の日経平均株価はどうだったかというと…

日経平均株価:24.1%上昇

平均株価が24.1%上昇している中、国策銘柄は全くもって冴えない状況です。

 

格言通りにならなかった理由として考えられることは…

・選定した国策が悪かったのか

・昔はそうだったけど、今の時代にはそぐわなくなったのか

・格言自体がウソなのか

 

もっとうがった考え方をすると、格言を考えた人が証券会社側(セールス側)の人間で、耳障りが良く、セールスしやすくて、約定率(成約率)が高そうな文言を考えたのか…

 

 

整理すると…

こういう格言はあくまで参考程度にとどめておくべきだと思いました。

最後にも書きましたが、セールスする側が都合よく作った文言と考えられなくもないです。

約定率(成約率)が高く、且つ売買して回転してくれたらセールスする側は嬉しいというのを忘れたらいけないです。

そんな変な見方をしていたら全ての格言がセールスする側の都合がいい言葉に思えてきました…汗

まぁ何にしても鵜吞みにせず、自分でちゃんと調べて理解できた銘柄(商品)に投資するようにしましょう。

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