儲かっているから問題ないです!!

#172

こんにちは、チャーリーです!

今回は私の中で最近の課題になっていることを調べてみたいと思います。

 

何かというと…

私は今、IFAと言われている金融アドバイザーをフリーランスで行っているんですが、お客さまから「儲かっているから問題ない!!」「儲かっているから今まで通りで大丈夫!!」と言われることがかなり高い確率であります。

 

本音を言うと「それって今だけじゃ…」とか「それって再現性(継続性)がありますか?」とか「うまくいっていると言っても市場平均を下回っとるじゃん…」って思っていますが、儲かっているという現実があるのでなかなかお客さまが振り向いてくれません。悲

※ 市場平均を下回っている状態をうまくいっていると思ったらいけないと思っています。

 

このことを具体例を出して、なぜダメなのかを検証してみたいと思います。

検証対象

市場平均であるS&P500、シスコシステムズ、JPモルガン・チェース

※ シスコとJPモルガン・チェースはNYダウ採用銘柄でもあります。

 

 

 

 

シスコシステムズは、シスコに有利になるように敢えてITバブル崩壊後の2002年からの上昇率を採用しています。

 

一縷の望みで上がる時に上昇率が低い銘柄は下落時も下落率が低いのかと思って、調べてみましたがそんなことありませんでした。

シスコシステムズとS&P500の暴落時の下落率は五十歩百歩、JPモルガン・チェースとS&P500はS&P500の方が下落率に差が出ました。

 

 

話が少しズレますが、これが投資信託だと市場平均を上回るのがもっと難しいんです!

全体の1割くらいの投資信託しか上回っていないのが現実なんです。

詳細は過去ブログ(プロ VS 市場平均)(投信ブロガー VS 市場平均)を参照してください。

 

よくよく考えたら、もし投資信託への投資が本当に正しいのであれば、日本の金融機関が取り扱っている投資信託の中で基準価格が10万円を超えている商品がたくさん存在しても良さそうですよね…

※ 投資信託は設定時(スタート時)は必ず基準価格が1万円からスタートするので10倍になった投資信託が少ないということです。

 

ちなみにS&P500(市場平均)に1990年に投資していたら10.36倍になっています!

ナスダック総合指数は2002年の安値から10倍になってます。

 

 

整理すると…

今回調べた結果、やっぱり市場平均を下回っている銘柄は持って何もいいことがありませんでした。上昇時は平均よりも上がらず、下落時も平均と同じくらい下がるので。

その銘柄・商品は本当に長期で保有しても大丈夫ですか?

この記事を読んでくれた人だけでもこのことに気付いてくれたら幸いです!

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