そんなまさか…運はコントロールできる!??
#160
こんにちは、チャーリーです!
株式投資に限らず、「運がいい」とか「運が悪い」とか誰でも経験あると思います。
例えば、運が悪いなと感じる時
「急いでいる時に限って渋滞につかまってしまう…焦」
「予定通り家を出たのに電車が人身事故で動かず遅刻してしまった…怒」
「株を買った後に、すぐ下がってしまった…泣」
上記以外のことでも、普通に生活しているだけでいろんなことが起こってしまいます。
こういう時に運がコントロールできたらヒヤヒヤして嫌な思いをせず、人生もっと楽しめるのになと思う人が多いと思います。
実は運はコントロールできるんです!!
これは中央大学特任教授の武田邦彦氏が言っていた内容なんですけど、たしかになと納得したので紹介します。
※ 武田邦彦氏はフジテレビで放送されている「ホンマでっか!?TV」に出演しているので知っている人もいると思います。
武田先生が言うには…
例えば、「渋滞につかまって遅刻してしまう」、「電車が時刻表通り運航しなかったので遅刻してしまった」場合、大多数の人が運が悪いと感じてしまいます。
ただ、
もし時間にかなり余裕を持って家を出発していて、渋滞につかまったり、電車が時刻表通りに運航していなかったとしても遅刻しなかったらどう感じますか??
さすがに「運が良かった」と感じる人は少ないかもしれませんが、遅刻せず間に合ったので「運が悪かった」と感じる人はかなり少ないと思います。
個人的にはこの話を聞いた時に、すごく納得しました!
これを投資の話に結びつけると。
株を買った後にすぐ下がってしまったので運が悪かったと思わなくてもいいんです!
運が悪いと思わないようにする方法は2つあります!
・永続的競争優位性がある企業に長期投資をすること
→例えば、ビザ、マクドナルド、コストコ、ムーディーズなどなど
・一気に投資資金全額を使わないこと
→少なくても投資資金の1/3は使わずに残しておく
※ 永続的競争優位性がある企業については過去ブログ(永続的競争優位性を持つ企業とは??)を参照してください。
上記で挙げた企業で具体例を見てみます。
2007年にムーディーズを買った直後に、リーマンショックがおとずれて大不況になった上に、格付け会社としての責任を追及までされて株価は大きく下がってしまいました。
2009年3月6日には16.04ドルまで株価が下がりました。2007年から78.56%も下落したんです!
でも持ち続けた人は資産が3.68倍になっています。
もっと言うと一番安いところで買えなかったとしても、買値から少しでも安い株価で買い増しした人は買値の平均単価が下がりますし、株数も増えているので2020年にはもっといい思いをしています!
上記のどの銘柄でもどれだけ当時の高値(上場来高値)で買ったとしても、2020年12月現在では遥か彼方に株価が上がっています。
そういう状況を鑑みても「運が悪かった」と思うでしょうか?
大多数の人が今現在は運が悪かったとは思わないはずです!
整理すると…
武田先生は「運はコントロールできる!」と言っていましたが、私が個人的に思うのは運をコントロールするのではなく、「運の要素を極力減らす」ことが大事なことだと思います!
その運の要素を減らす方法の第一歩目が長期投資だと思います。
短期で大きく儲けてやろうと考えた時点で本当のプロの投資経験が長い投資家ではない限り運の要素が大部分を占めます。
今の自分のやり方は再現性があるのか?を考えるだけでもぜんぜん違います。