コストが安いから…

#770

こんにちは、チャーリーです!

今は投資ブームが訪れていると思います。

ブームなのかどうなのかの議論は隣に置いておいたとして間違いなく投資をしている人は増えています。

それは「つみたてNISA」などの制度が充実してきたというのが大きいと思います。

 

つみたてNISAもそうですが、積み立て投資するときにどういう基準で投資先を選んでいるんでしょうか??

「投資信託の商品選びで重視すること」というアンケート結果が三菱UFJ国際投信のホームページに載っているのでそれを見てください。

画像引用元:三菱UFJ国際投信

一番気にしているのが手数料・信託報酬などのコストということがわかります。

これはアメリカのいろいろな研究データでアクティブファンドがインデックスファンドに勝てないのは「コストが高いから」という結果が出ているからです。

そのことをいろんなインフルエンサーが言っているので気にするようになったんだと思います。

 

用語の整理をします。

アクティブファンドとは

市場平均を上回る運用を目指す運用をしています。

インデックスファンドとは

市場平均に連動することを目指して運用します。

信託報酬とは

運用管理費用と言われ、保有期間中にかかるコストのこと。

※ インデックスファンドの方が圧倒的にコストが安いです。

 

 

コストを気にすることはすごく大事なことで、異論の余地が1mmたりともありません。

コストが高ければその分リターンが削られていくからです。

上記のアンケートで気になるのは2つです。

・コストが安ければ何でもいいのか??

・過去の運用実績が2番目に多い

 

過去の運用実績に関しては昨日のブログ(どれくらい儲かっているんですか??)で触れたので詳細はここではスルーします。

 

今回のブログで言いたいことはコストが大事なことは間違いありませんが、コストが安ければ何でもいいのか??ということです。

例えば

東証株価指数(TOPIX)

東証REIT指数

などです。

違う目線でいうと、仮に買付手数料無料、信託報酬0%のアクティブファンドがあったら投資するのか??と思います。

 

上記2銘柄は確かに10年前と比べると上がっていますが、それって再現性があると思いますか??

もっというと、今はアメリカ株ブームが到来しています。

これはブームと言ってもいいと思います。

S&P500もなんで今後も上がると思うのか??という理由がすごく大事です。

 

中田敦彦、厚切りジェイソン、両学長などのインフルエンサーが言っているのは、今までずっと上がってきたし、どんな経済的困難もアメリカは乗り越えてきたので今後も上がると言っています。

この理由だと再現性があるかどうかは正直わかりません。

今まではそうだったかもしれないけど、今後もそうなるとは限りません。

 

コストが安いのは絶対的に大事ですが、コストよりも大事なことはなぜその投資先を選んだのかという理由です!

結局、昨日のブログと同じような内容になってしまいましたが、コストや過去の運用実績よりもよっぽど大事なことなんです。

 

 

整理すると…

いろいろ書きましたが、個人投資家がコストを気にするようになっているのは金融リテラシーが上がってきている証拠だと思います。

すごくいい傾向です。

ただ、まだそれだけでは足りません。

今一度なんでその投資先を選んだのかを自問自答してみてください。

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