若者の宝くじ離れ
#320
こんにちは、チャーリーです!
最近宝くじを買った人はいますか??
私は10年近く買っていないです。
これは私だけではなく、宝くじの売上推移を見ると全体的に宝くじ離れになっているんです!
特に若者の宝くじ離れが著しいんです!!
今回はこの宝くじ離れから投資について考えてみたいと思います。
その前に宝くじの売上額推移から見ていきます。
平成17年の1兆1047億円をピークに年々減っているのがわかると思います。
この表でいう、宝くじとは以下の宝くじを指します。
※ 5大ジャンボは全て含みます。ドリームジャンボ、サマージャンボ、ハロウィンジャンボ(旧オータムジャンボ)、年末ジャンボ、バレンタインジャンボ(旧グリーンジャンボ)。
オータムジャンボとグリーンジャンボの名称が変わっていたことさえも知らなかったです…笑
それではなぜ若者が宝くじを買わなくなったのか?を考えてみます。
チャーリーの独断と偏見でいうと…
・宝くじを買っても損することがわかっているから
・情報がすぐ手に入る時代になったので「当せん金率」を調べたら出てくる
この2つはすごく似ています。(ほぼ同じ理由かも)
ネットで調べたら総務省が発表している「宝くじ・公益競技・サッカーくじの実効還元率」というのがすぐ出てきます。
その総務省の資料はこちら
※ この資料のデータは平成20年度のデータですが、根本は今も変わっていないと思います。
この資料の中で注目すべき点は、「当せん金率」です!!
突然ですが、ここでクイズです。
もし、仮に全国の宝くじを1人の人が全て買い占めたらどうなると思いますか??
「利益が出ますか?」、「損になりますか?」
「どれくらい利益が出ると思いますか?」、「どれくらい損が出ると思いますか?」
答え
大損になります!!
具体的には、全て買い占めると買付金額は「1兆419億円」になります。
当せん金として戻ってくるお金は「4758億円」だけです。
当せん金率は「45.67%」です!
「当せん金4758億円」÷「買付金額1兆419億円」=「当せん金率45.67%」
100%の確率で損して、しかも買付金額(投資金額)の半分も戻ってこないんです。
この事実を知っていて宝くじを買おうと思いますか?投資しようと思いますか??
若者たちの間では宝くじを買う人は「情弱でダサい人」なんです!
ちなみに公益競技の「払戻率(当せん金率)」も公表されているので書いておきます。
競艇:74.80%(売上9772億円、払戻金7310億円)
競輪:75.00%(売上7913億円、払戻金5935億円)
オートレース:74.83%(売上1049億円、払戻金785億円)
競馬:74.10%(売上3757億円、2784億円)
※ 公益競技の場合は、ここから所得税と住民税が課税されます。
この宝くじの話から株式投資について何を感じたかというと…
・短期売買を繰り返している人は儲かる確率が低い
→ 他の投資家を出し抜き続けられる確率が低い。再現性に乏しい。
・証拠金取引(信用取引・FX・先物取引・仮想通貨など)でレバレッジをかけて取引している人の大多数が損している
このことは覆しがたい事実なんです!
ということは宝くじみたいに、上記のような取引をしている人は将来的に「情弱でダサい人」ってなるような気がするのは私だけ…??
実際、少しずつそういう雰囲気になってきているのもまた事実なんです。
賢明な情報強者の間では「短期売買なんかせず長期投資」、「アクティブファンドなんか買わずにインデックスファンド」って流れになってきています。
整理すると…
短期売買を繰り返している人は、宝くじを買っている人と同じで射幸心が強い人なんだと思います。根拠なく自分だけは他の人と違うって思ってそう…。
宝くじを若者が買わなくなったように、たぶん将来的には短期売買を繰り返す人は少なくなっていくと思います。
極端だと言われるかもしれませんが、長期投資は全員が儲かる投資手法ということを忘れたらいけないです。企業の利益が増益を続けている限り、実際本当に長期投資をしている投資家全員が儲かります!
1件のピンバック
そんなまさか…長期投資は全員が儲かる!? | 必見!!失敗しないための株式投資