第一弾:失われた13年…
#407
こんにちは、チャーリーです!
“失われた13年…”と聞くと「それって日本のこと??」と思う人がいるかもしれませんが、実はアメリカのことなんです。
今は猫も杓子もアメリカに投資していれば大丈夫と考えている人がかなり増えてきています。
実際、ネットの投資情報やYouTube、有名投資家の多くがアメリカ株に長期投資していれば大丈夫!と言っています。
一番多い意見は、アメリカ株と言っても運用コストが安いS&P500に連動するインデックスファンドに投資すべきという意見です。
私も過去のブログで散々、アメリカ株に投資した方がいいと書いているので、結論だけ見ると同じです。
でもここで想像してみてください!
S&P500に投資をしたのはいいけど、13年間まったく株価が上がらなかったらどうしますか??
こういうことを書くと、
「いやいやアメリカに限って13年間も上がらないことなんかないよ」、「アメリカって歴史的にずっと右肩上がりなんでしょ??」って思う人がいると思います。
今回のブログでは、「もしかしたら今後13年間くらいはアメリカ株が上がらない相場がくるかもしれません!」ということを警鐘を兼ねて書いていきたいと思います。
ただ、改めて伝えておきますが、もしそうなったとしても私はアメリカへの投資が一番だと考えています!
このS&P500の推移を見てください。
2000年の高値(ITバブルのピーク)を更新するのに13年間も月日を費やしていることがわかると思います。
現実的な話として、13年間ずっと株価が上がらなかった時期が存在するんです。
しかも、今の状況と似ている点があるんです…
2000年以前のS&P500の推移を見てください。
1987年のブラックマンデーが起こった後の、1988年から2000年まで12年間ずっと上昇トレンドが続いていることがわかります。
1990年に湾岸戦争が開戦したにも関わらず、1988年から2000年までの12年間にS&P500は6.28倍になっています。
1988年1月4日:247.1ドル
2000年3月24日:1,552.87ドル
この期間で6.28倍になっています。
今と何が似ているかというと…
2008年~2009年のリーマンショック以降、2009年から2021年まで12年間ずっと上昇トレンドが続いているんです。
リーマンショック後のザラ場安値:666.79ドル(2009年3月6日)
リーマンショック後の安値から直近の高値までの上昇率を調べてみます。
2009年3月6日:666.79ドル
2021年9月2日:4,545,85ドル
この期間で6.81倍になっている。
過去の相場との類似点
・12年間に及ぶ上昇トレンド
・12年間でS&P500が6倍強になった
すごく似ていると思いませんか??
これだけ長い間、上昇基調が続くとその後どうなるかというと…
2000年~2013年の時のように長い期間、株価が調整する可能性がある
だんだん今アメリカに投資するのが、怖くなってきますよね…汗
仮に今から13年間も株価が上がらないと仮定したらどうしますか??
・アメリカに投資するのを止めますか?
・それとも投資すること自体をやめますか?
・今投資しているものを全て売却しますか?
・それでもアメリカに投資し続けますか?
整理すると…
今回はあえて、私なりの考えは書かないことにします!
一度自分自身で今の投資の仕方が本当に正しいのかどうかを考えてみてください。
なぜアメリカに投資したのかを再度思い出してみてください。
有名な投資家がアメリカ株に投資した方がいいと言っていたからアメリカ株に投資しているとか、アメリカは歴史的にずっと右肩上がりだとみんなが言っているのでアメリカに投資したという人はすごく不安になると思います。
次回私なりの意見を書いていきます。
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