保有銘柄が10%下がったらロスカットしましょう…
#186
こんにちは、チャーリーです!
株式投資入門書に書いてあることと言えば、「分散投資しましょう」、「保有銘柄が10%下がったら保有株を売却しましょう」などいろいろあります。
分散投資については過去ブログで書いたので、今回は「保有銘柄が10%下がったら保有株を売却しましょう」について考えてみたいと思います。
※ 分散投資については(どれくらい分散するのがいいのか??)を参照してください。
なぜ10%下がったら損でも保有株を売却した方がいいのか??
それは、当然上がると思って買った株が“自分の予想と反して”下がったからこれ以上損が拡大する前に売却しておきましょう!ということです。
「傷の浅いうちに対処する!」という考え方です。
これって本当に正しいの??って疑問に思ったことないですか?
私は長期投資に目覚めてからは、かなり疑っています!
まず、そもそも10%ということに根拠は全くありません。
自分のリスク許容度に応じてパーセンテージを変えないといけないです。
ここまではいいとしても、この考え方で一番困ることは…
「その後の上昇を享受できない」ことです!
私が保有しているアマゾン、フェイスブック、ビザ、ヤムブランズで検証していきたいと思います。
アマゾン
フェイスブック
ビザ
ヤムブランズ
これを見たらどう思いますか?
10%以上下がることは思ったより多いんです!
その度に損で売却していたら資金がどんどん減っていくし、上昇の恩恵はほぼゼロに近いです!
1年に1回以上の割合で下がっていることがわかります。
これが10%ルールであろうと、15%ルールであろうと、20%ルールであろうと途中で売却すること自体がダメなことがわかると思います。
長期投資をする上で途中売却をすべき時は、「買付時と前提が変わった時」だけです!
例えば、私の前提の1つである「人口が増える」と前提が変わって人口が減少しすること。
整理すると…
長期投資をする上では、一律で10%下がったら損切り(損を確定させる)は絶対しない方がいいです!
デイトレードやスイングトレードなどの短期売買の場合は別かもしれないですけど。
→短期売買については私自身が詳しくないので、どうした方がいいのかさえもわかっていません。
買付時の前提が変わらない限り、株価に振り回されることなく持ち続けないとその後の上昇の恩恵を受けることができなくなります。