手を洗うことが大事!

#857
こんにちは、チャーリーです!
本題に入る前に今年の目標を書きます。
「子供向けのお金のセミナー」を行うことです!
ただこれが思った以上に私の中ではハードルが高い…
小学生・中学生向けにどんな話をすべきなのか。
それが明確に見えていないんです。
1つ見えていることは「運用の話」は違うということくらいですかね。
方向性としては「無駄遣いをしないためにどうしたらいいのか??」をわかりやすく話したいと思っています。
大人もそうですが、気が付いたらお金は溶けて消えてしまっています。
贅沢したつもりはないけど、何に使ったのかわからないうちに預金残高がどんどん減っていきます。
次の給料日が待ち遠しくなってしまいます。
この原因と解決策をわかりやすく、面白おかしく話ができたら最高です。
本題に入ります。
昨日のブログ(ミス・ショットをできるだけ少なくすること)でも書きましたが、年末年始で「敗者のゲーム」という本を読みました。
チャールズ・エリス【著】、鹿毛二十、鹿毛房子【訳】、日本経済新聞【出版】
昨日のブログとは違う箇所ですごく共感できるところがあったので紹介します。
専門性の高い他のプロと同様に、運用のプロにも高度な技術が必要であり、それは次の2つからなる。
(1つ目は省略します)
2つ目は投資アドバイスをすること。
運用のプロにとってこれは最も大切な任務だが、幸いなことに難しい仕事ではない。
また、難しいことが必ずしも重要なことであるとも限らない(医学において、手を洗うことがペニシリンに次いで命を救う方法であるように)。
※ ペニシリンとは、感染症を防ぐ抗生物質のこと。
運用の世界では、専門家になればなるほど、技術力が上がれば上がるほど難しいことをしたがります。
例えば
・短期間で儲かる銘柄を探す
・テクニカル分析をしだす
・他の投資家を出し抜くためにAIを活用して売買する
などなど
物事の本質は意外にシンプルだったりします。
そのことに気付いている人は何をやってもうまくいきやすいです。
例えば
貯金ができない人の場合
「給料日に貯金したい額を別口座に移して、残ったお金の範囲内で1ヶ月過ごす」などがまさしくそうです。
難しく考えて賢く立ち回ろうとする人は、収入を増やす方法として税金を抑えるために「ふるさと納税」をします。
当たり前の話ですが、ふるさと納税をすると現金が減ります。
ふるさと納税で納税した金額以上に税金の還付金はありません。
でも難しく考えて賢く立ち回ろうとする人ほど本末転倒なことをやりがちです。
投資の世界でも全く同じことが言えます。
永続的な競争優位性がある企業を長期間保有するだけでいいんです。
そのことをお客様に伝えて、実践するだけです!
本の事例で書いてあったことでいうと、命を救う方法は「手を洗うこと」。
投資の世界では「長く保有すること」。
これが一番効果があります。
難しく考えたらダメです。
整理すると…
シンプルが一番!
私は私生活でも仕事でも物事の本質はいつもシンプルということを忘れないようにしています。
私生活でも仕事でも投資でも今のところはいい成果が出ています。