2022年4月-6月期 決算発表:キッコーマン

#637

こんにちは、チャーリーです!

私はアメリカ株にしか投資していないし、オススメ銘柄もアメリカ株ばかりですが、日本株でもオススメ銘柄はあります。

それはキッコーマン、リクルートです。

 

この2銘柄に共通していることは、「人口が増えている海外での業績が伸び続けている」ということです。

 

今回のブログではそのキッコーマンが2022年8月4日に2022年度第1四半期決算を発表したので調べていきたいと思います。

 

まずは株価推移から

   

デコボコしていますが、着実に株価は右肩上がりになっています。

 

 

さっそく業績を調べていきます。

今回の第1四半期決算

売上高:147,748百万円(前年同期比19.40%増

純利益:12,127百万円(前年同期比4.55%増

 

以下の表はすべてキッコーマンの決算短信から数字を抜粋して作成しています。

決算短信はこちら

 

キッコーマンが久しぶりに通期の業績予想を発表したので、その予想も含めた年度の業績を掲載します。

売上高

 

純利益

このインフレの中でも今期も増益予想になっています。

値上げしても客離れしていないという証拠です!

※ 今期予想はキッコーマン自身が発表している予想

2010年から2023年度予想の13年間で純利益が年率12.69%成長しています。

醤油会社とは思えない成長率です…

 

 

冒頭にも書いたように海外での業績がどうなっているのかも調べてみます。

売上高

数字がごちゃごちゃして見にくいですが、具体的な数字よりも国内外の比較で見てください。

2014年度には海外の売上高の方が多くなっています。

注目すべきことは2つです。

・国内の売上高はずっと横ばい。

→ これは私がいつも言っている人口が関係していると思います。

・海外売上は右肩上がり

 

営業利益

営業利益はもっと国内外の差が大きいです。

2023年度予想で計算すると、国内より海外の方が4.89倍も営業利益が多くなっています。

しかも年々その差が広がっていることがわかると思います。

 

この事実を知った上で再度上記の純利益の推移を見てください。

国内事業だけだと営業利益は2010年度比でほぼ同じですが、海外事業が伸び続けているので会社全体の純利益が伸び続けているんです。

 

 

この海外事業が伸び続けている現状は今後も続くと思いますか??

どう思いますか??

私の予想はずっと続く可能性がすこぶる高いと思います。

 

海外ではキッコーマンブランドが確立されているし、世界人口は2086年まで増え続けると国連が発表しているので人口が増えた分、醤油の消費は増え続けると思います。

2086年までに世界人口はあと25億2175万人増えると予想されています。

2022年7月1日時点の世界人口:79億929万人

2086年の世界人口:104億3104万人

 

 

整理すると…

この歴史的な高インフレでもキッコーマンは利益成長しているので、改めてキッコーマンの凄さ・強さを感じました。

こういう企業は本当に長期投資に向いています。

途中でも書きましたが、2010年度から純利益の成長率が年率12.69%なんです。

本当は1株あたりの利益で計算しないといけませんが、簡単にいうと、毎年12.69%ずつ株価が上昇するということです。

計算上は6年間保有していたら株価が2倍になります。

実際過去6年間で株価は2倍以上になっています。

もっと詳しく調べればまだまだキッコーマンの凄さが見えてくると思うので、それはまた今度調べてみます。

例えばフリーキャッシュフローなんかも年々伸びていることが予想されます。

醤油会社なので毎年最新の設備投資をする必要性がないからです。

いろいろ調べていくのが楽しみな企業です。

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