日本人 VS アメリカ人

#236

こんにちは、チャーリーです!

コロナウイルスが世界的に流行したことにより、世界各国の中央銀行による量的緩和政策やコロナ対策の経済対策などの影響でS&P500がついに史上初4000ポイントを超えてきました。

 

アメリカ株が上がれば上がるほど、私たち日本人はアメリカ株への投資を加速しています。

 

 

引用:日本経済新聞

この日経新聞の記事によれば2020年度は外国株で運用している投資信託に資金が純流入額で約5兆円にのぼり、特にハイテク株への投資が目立つとのことです。

※ 純流入額とは、解約(売却)された金額は差し引かれた金額のことです。

 

 

一方でこんな情報があります!

引用:モーニングスター

 

 

アメリカでは日本と真逆の現象が起きていて、アメリカ株で運用している投資信託の解約が多発しており集計可能な1993年以降、過去最大規模の資金流出が起きているという内容です。

アクティブファンドからの資金流出が15年連続なのは納得できますが、パッシブ運用の投資信託まで資金流出したとのことです。パッシブ運用から資金流出したのは史上初です。

アクティブファンド:市場平均を上回る運用成果を目指して運用する投資信託。

パッシブ運用:市場平均と同等の運用成果を目指して運用すること。

 

アメリカでの過去のアメリカ株運用での純資金流入出

引用:モーニングスター

 

この表を見ると2008年のリーマンショックから数年間は資金流出していますが、2020年の資金流出額と比べると2020年がいかに流出額が突出しているかがわかると思います。

この資金流出の受け皿となっているのが「コモディティ」「債券」です!

2020年のコモディティへの資金流入は過去最大規模でした。
※ コモディティとは金や銀、原油などの商品のことです。

 

 

この2つの記事を見ると、日本人とアメリカ人と本当に真逆の投資行動をしていることがよくわかります。

正直な話、どっちかが正解でどっちかが不正解ということではないと思います。

今回のブログで言いたいことはただ1つです!

「最終的に資産を築きやすいのは長期投資をした人だけ」ということです。

 

アメリカ株はバブル的に上がっているのは私も理解していますが、歴史が証明しているように株価の値動きだけを見て売り買いを繰り返している人は最終的には資産を失っている確率がすごく高いです。

バフェットみたいに自分が理解できる企業に投資をして、バブルが起きようがバブルが崩壊しようが関係なくその銘柄を保有していた人が最終的に資産を築けています。

 

長期投資を本気で実現しようとしている私からすると、日本人もアメリカ人も両方間違った投資をしていると思います。

今アメリカ株に投資している日本人の中でバブルが崩壊しても売却せずに持ち切れる人は1%もいないと思うし、アメリカ株がどんどん上がっている中でアメリカ株への投資をやめたアメリカ人はその上昇を享受できていないことになります。

 

 

整理すると…

国によってここまで投資行動が違っていることに正直びっくりしました。

もっというとアメリカ人は私の勝手な思い込みで、長期投資が主流だと思っていましたが、全くそうじゃないこともわかりました。

日本人に関しては過去にも熱しやすく冷めやすい体質と書いたことがありますが、今回もそれに当てはまると思います。

世界の長者番付を見ても、短期売買を繰り返して過去にトップ10入りした人がいないように(たぶん)、みんな長期投資で資産を築いた人たちばかりということも忘れてはいけないと思います。

アマゾンのCEO(最高経営責任者)であるジェフベゾス氏が世界一の資産家ですが、アマゾン株を長期保有しているからこそ世界一になれたんです。それはビルゲイツ氏やウォーレンバフェット氏なども全く同じです。

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