第一弾:アメリカ人は投資がうまいのか??
#774
こんにちは、チャーリーです!
「アメリカ人は投資がうまくて、日本人は投資が下手」って思っている人はいませんか??
1つずつ分けてもいいです。
「アメリカ人は投資が上手」
「日本人は投資が下手」
このどっちかだけでも思っている人はかなり多いんじゃないでしょうか??
今回はこのことについて書いていきたいと思います。
初めに言っておきますが、今回書く内容は科学的根拠はなく、100%私が感じていることを書いていくのでふ~んそうなんだって感じで読んでください。
私が思っていることを結論から書きます。
「アメリカ人も日本人も投資レベルはそんなに大差ない」
まず私たち日本人のことから書いていきます。
日本人に株式投資がずっと根付かなかった理由は「働いてお金を稼ぐことが美徳」という考え方などいろいろあると思いますが、私が思っていることは単純に儲かった人が少なかったことだと思います。
逆に言うと、損した人が多かったということだと思います。
日経平均株価の推移を見てください。
戦後に株式市場が再開してから1990年末までの日経平均株価の推移です。
1949年~1959年あたりまで株価が上がっていないように見えますが、これは本当にそう見えているだけです。
最初のメモリが5,000円なので上がっていないように見えるだけなんです。
着実に上がっています。
アメリカ株のようにずっと右肩上がりだったにも関わらず、日本に投資が浸透しなかったのは右肩上がりの相場でも儲かった人が少なく、損した人が多かったんだと推測します。
もしこの時期に投資で儲かった人の比率が高かったら、投資に対する考え方が変わっていると思うのは私だけでしょうか??
もし私の推測が当たっているとしたら、じゃーなんで右肩上がりの相場にも関わらず儲かった人が少なく、損した人が多かったんでしょうか…
※ 1949年~1989年まで40年間に亘って右肩上がりの相場が続いています。
考えられる理由は2つです。
・当時は日経平均株価(東証株価平均)に投資できなかった。
→ 個別銘柄にしか投資できなかった
・短期売買が主流だった
1つ目の理由も2つ目も理由もほぼ同じことなんです。
日経平均株価に投資することが物理的に不可能だったので個別銘柄に投資するしかなかったんです。
個別銘柄に投資しても倒産する企業が多かったので短期売買が定着してしまった。
でもです!
倒産するリスクが怖かったんなら電力株に投資して長期保有しておけばよかったのでは…電力会社の上場日は以下の通りです。
東京電力:1951年8月
関西電力:1951年8月
70年前当時の電力株の株価推移を調べる方法がわからないので、100%推測でしかありませんが高い確率で右肩上がりが続いていたと思われます。
そう思う理由は電力供給量が増え続けていたからです。
沖縄電力を除く電力会社9社による電力供給量の推移
電気事業連合会が発表している数値で表を作成しています。
電気事業連合会はこちら
何はともあれ長期保有した人が少なかったので儲かった人が少なかったんだと思われます。
日本人が投資が下手なのではなく、投資のやり方が長期投資ではなく、短期売買が主流だったということだけだと思います。
このことを踏まえてアメリカ人のことも書いていきたいんですが、長くなったのでアメリカ人の投資については次回のブログで書いていきます。
整理すると…
短期投資が主流であれば投資がうまいも下手もありません。
それはゼロサムゲームだからです。
パチンコや競馬で勝った負けたと言っているのと大差ありません。
今は長期投資の考えが少しずつ浸透し始めているのでこの流れが途切れないことを願うばかりです。
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