バフェット氏 vs 孫正義氏
#163
こんにちは、チャーリーです!
バフェット氏が会長を務めているバークシャーハザウェイ社と孫正義氏が会長を務めているソフトバンクグループは投資会社という意味合いでは同じ方法性を向いている会社同士なんです!
タイトルにも書きましたが、バフェット氏と孫正義氏では投資手法が全く違うのでどう違うのかを紹介したいと思います。
まずは孫正義氏が主導で行っているソフトバンクビジョンファンド(以下:SVF)の投資状況を確認したいと思います。
2020年9月末時点での投資状況です。
SVF1号を見ると84.29%が未上場企業に投資しています。
これは上場したときに莫大な売却益を得るためだと思います。
次にバークシャーハザウェイの投資状況を見てみます。
2020年9月末時点です。
損益状況はわからなかったです…
この時点で言えることは、孫正義氏は一般的には知られていない企業(ウーバー以外)に投資をしていて、バフェットは基本的には誰でも知っているような企業に投資しています。
ただ、これだけだと投資の違いとは言い難いので投資先の業績を比べてみたいと思います。
まずは、SFVから
単位:百万ドル
全て赤字って…さすがにびっくりしました。
続いてバフェットの投資先を見てみます。
こっちは打って変わって、全て黒字ですね!
私の投資スタイルがバフェット派なので余計にそう思うのかもしれませんが、孫正義氏の投資先では「うまくいく確率」が低く、「再現性」も期待できないので個人投資家が真似をすべき投資スタイルではないと思いました。
そもそも孫正義氏には、この赤字企業が5年後10年後と生き残っている未来が明確に見えているんでしょうか??
そこは正直かなり疑問を感じます。
整理すると…
バフェット氏と孫正義氏では投資スタイルが全くと言っていいほど違いました。ハッキリ言って、個人投資家が真似すべき投資手法ではないです。
赤字企業を長期保有して大きく利益を出そうとしているのが孫正義氏です!このやり方は相当な情報量を入手して、且つ先見性がないとできないです。
あとは単純にソフトバンクグループとバークシャーハサウェイの株どっちに投資したいかと言われると考えるまでもなく、私はバークシャーハサウェイの株を買います!
それは投資先企業がどういう景気状況であっても利益を出し続ける確率が高いからです。長期投資に向いているのは明らかにバフェットのやり方だと思います。