投資する時の判断材料

#400
こんにちは、チャーリーです!
みなさんは、投資するときに銘柄(商品)を選ぶ時に何を重視しますか??
「過去の上昇率(運用成績)ですか??」
「大化けする可能性がある銘柄ですか??」
「ネットやYouTubeで誰かがオススメしていた銘柄ですか??」
「チャートなどのテクニカル分析ですか??」
人それぞれ判断する基準は違うと思います。
ちなみに私は、「企業のEPS(1株あたりの利益)」と「キャッシュフロー」を一番気にします。
そこで今回は注意喚起を含めて書いていきたいと思います。
いきなりですが、以下の2つは今後どう推移すると思いますか??
あえて銘柄名は伏せます。
単純に
「今後上がると思いますか? 下がると思いますか?」
「今から買いたくなりましたか??」
このクイズは私的には実はかなり意地悪なクイズだったんです…すみません…
それは判断材料が少なすぎるからです!
でもほとんどの投資家がこういう判断材料が乏しい状態で投資をしているのが実情なんです。
上記2銘柄はどの銘柄のチャートだったかというと…
この2銘柄は2020年にモーニングスターの最優秀ファンド賞を受賞した投資信託だったんです!
投資信託を買う時の判断材料って結局のところ過去の推移が右肩上がりになっているものしか買いたくならないっていうワナに陥ってしまうんです。
なぜそのようなワナに引っかかってしまうかというと…
その投資信託に組み入れられている銘柄の業績を調べようがないからです。
マンスリーレポート(月次報告書)で組入れ上位10銘柄は公表されていますが、1ヶ月前の情報ですし、ファンドマネジャー(運用担当者)が随時銘柄を入れ替えているので、実質、調べようがないんです。
業績が調べられなかったら、「今後も成長しそうなのか」、「今後も株価が上昇するのか」、「割高なのか、割安なのか」、「低迷しているのは今だけなのか」の判断が自分では全くもってできないんです。
最後に2020年のモーニングスターの最優秀ファンドと優秀ファンドの今年に入ってからの騰落率を調べてみます。
調べる銘柄は「国際株式型(グローバル)部門」と「国際株式型(特定地域)部門」です。
赤○しているのは市場平均であるS&P500よりも上昇率が高い銘柄です。
ここでもう一度、上記したことを考えてみてください。
仮にS&P500より上昇率が劣後している銘柄は、「低迷しているのは今だけなのか」、「今後は上昇するのか」…
この判断はどうすればいいんでしょうか…
整理すると…
今回書いたようにやっぱり投資信託は投資するときの判断材料が少ないのでオススメできません。
過去ブログ(基本中の基本! 今後ますます大事になること)で書いたように、株価は急落していても純利益・EPS(1株あたりの利益)は増益になっている企業なら株価が下がっている時に迷わず買いにいけます。むしろ喜んで買いたいです。
その判断ができないのは一か八か戦法すぎるのでないですか…