FRBの新政策は買いか??

#55

こんにちは、チャーリーです!

2020年8月27日、ジャクソンホールで開かれた国際金融経済シンポジウムでパウエルFRB議長が「一定期間のインフレ率(物価上昇率)が2%を上回ることを容認する」と発表しました。

 

これは何を意味しているのか?というと…

株はまだまだ上がる可能性が高い!ということです。

 

なぜかと言うと、一定期間の平均インフレ率が継続的に2%にならない限り金融緩和(ゼロ金利政策)を続けるからです。

 

ちなみにFRBは2012年から公式にインフレ目標を2%に設定しましたが、その実績を見てください。

 

出所:Bloomberg

 

 

これを見るとほぼインフレ目標を達成していないことがわかります。

しかもFRBは2022年末時点でもインフレ率は1.7%までしか上がらないと予想しています。

 

このことを踏まえるとFRBはインフレ(物価)を上げるために、ゼロ金利政策を2023年以降も続けることがわかります。

※ ちなみに歴史を振り返ると、日米欧の政策金利が上がらない限りは株価が上がっている。

詳しくは、過去ブログの(次のリーマンショックはいつくるのか?①)(次のリーマンショックはいつくるのか?②)を見てください。

 

 

じゃーなぜゼロ金利だと株価が上がりやすいかを書いていきます。

 

 

ゼロ金利だと株価が上がりやすいのがなんとなくわかりましたか?

 

 

整理すると…

FRBは一定期間の平均インフレ率が2%になるまで金融緩和策(ゼロ金利政策)を続けます。

ただ、過去のインフレ率を見ると継続的に2%を越えることは容易ではないことがわかります。ということは、まだまだ金融緩和策が続くということなので、個人的には今後の株価も強気で見てもいいという結論になりました。

 

気を付けないといけないのは、歴史を振り返ると政策金利が上がると株価が暴落しています。ゼロ金利政策が続けば続くほど企業の有利子負債(借金)が増えやすくなるので、次の暴落はリーマンショック以上の大暴落になると予想します。

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