個別銘柄に投資している理由

#625

こんにちは、チャーリーです!

今はインデックスファンド全盛期時代と言ってもいいくらい世の中ではインデックス投資が流行っています。

YouTubeでも本でもインデックス投資を推奨しているものが大半です。

 

これは単なる流行りとかではなく、今後どんどん主流になっていくと予想されます。

インデックスファンドへの投資の考え方は非の打ち所がないくらい正しいと思います。

 

それにも関わらず、私自身はインデックス投資をせず、個別株投資しか行っていません。

自分自身だけではなく、オススメしているのも個別株投資です!

 

 

なぜ私はインデックス投資ではなく、個別株投資をしているんだと思いますか??

「個別株投資の方がカッコイイから」

「個別株投資の方が儲かるから」

「時代の流れに逆らいたいから」

「自分の能力を過信しているから」

などいろいろな理由が考えられると思います。

 

まったく違います!!

私が個別株投資を行っている理由は「個別株の方が逆境に強いから」です!

細かく言うと、参入障壁が高くて、堀が深くて競争優位性が高い企業に限られます。

それ以外の個別企業は投資したらダメです。

 

どういうことか見たらすぐわかります。

まずはS&P500のEPS(1株あたりの利益)の推移を見てください。

以下の表はS&Pグローバルのホームページ、各社の年次報告書から数字を抜粋して作成しています。

S&P500

      

赤○しているところに注目してください。

2001年はITバブル崩壊、2008年はリーマンショック、2020年はコロナショックです。

直近高値からのEPSの減少率

・ITバルブ崩壊時

 50.00ドル→ 24.69ドル

 減少率:50.62%減少

・リーマンショック時

 81.51ドル→ 14.88ドル

 減少率:81.74%減少

・コロナショック時

 139.47ドル→ 94.13ドル

 減少率:32.50%減少

 

 

これを踏まえた上で私がオススメしている5銘柄のEPS(1株あたりの利益)の推移を見てください。

ビザ

※ ビザは2008年に上場したので2008年からしか載っていません。

 

コストコ

 

S&Pグローバル

2014年に大きく減少しているのは、リーマンショックの原因となったサブプライムローン(低所得者向けの住宅ローン)の格付けに対する和解金を支払ったためです。

 

ヤムブランズ

2013年に下がったのは食肉偽装問題で下がりました。

 

アップル

2007年に初代iPhoneが発売されました。

 

最初に載せたS&P500と比べてどう感じましたか??

個別企業の場合はその企業特有の問題にさらされてEPS(1株あたりの利益)が減少している時もありますが、そういう特有の問題が起きなければバブルが崩壊したり、経済環境が悪化したときでもS&P500ほどは減少していないんです。

 

このように参入障壁が高く・堀が深い企業は他社と比べて逆境に強い(減益になりにくい)ので、個別株投資をしています。

 

個別企業特有の問題が起きるリスクは常に秘めているので5銘柄~10銘柄に分散投資していれば大丈夫です!

 

 

整理すると…

長期投資を実現しようと思ったらバブル崩壊や景気が悪化したときなど状況が良くない時に不安にならずに耐えられるかどうかがポイントになります。

耐えられるかどうかはEPS(1株あたりの利益)が大きく減少したら精神的苦痛が大きくなるし、不安になるので避けたいところです。

こういう理由で私は個別株投資をしています。

かといってインデックス投資がダメというわけではないので、勘違いしないでください。

参入障壁が高く・堀が深い企業のことが理解できない人は迷わずインデックス投資をしてください。

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