インデックスファンドは玉石混交
#915
こんにちは、チャーリーです!
ここ最近、コメントをいただくことが増えてきました。
全てのコメントに対して返信できているわけではないのでご了承ください。
一部の方にはメールアドレス宛に個別で返信しています。
昨日読み終えた本ですごく共感できたことがあったので紹介したいと思います。
その本はこちらです。
澤上篤人【著者】、明日香出版社【出版】
タイトルからしてかなり怖い内容です。
正直読むのに勇気がいりました。
内容を要約すると
・リーマンショック以上の大暴落がくる
・インデックスファンドは冬の時代が到来する
・一部の銘柄は急落後、V字回復する
・機関投資家の悪口
だいたいこんな感じのことが書いてありました。
まずはこの表を見てください。
本に載っている表を転記します。
画像引用元:暴落ドミノ今すぐ資産はこう守れ!195ページ
表の株式全般というのがインデックスファンドのことです。
注目すべきことは、リーマンショック以上の大暴落がきたときに、「インデックスファンドは冬の時代」になって、「一部の銘柄は急落後V字回復」するという部分です。
インデックスファンドについてはこう書いてありました。
「玉石混交」
玉石混交とは
…価値があるもの、価値がないものが入り混じっていること。
これについては私が日頃から思っていたことを表している言葉だと思ってすごく共感しました。
どのインデックスにしても絶対といってほど玉石混交になっています。
S&P500、NYダウ、オルカン、日経平均株価、TOPIXなど
「堀が浅い」企業がどうしても入ってしまいますし、赤字の企業も入っている場合もあります。
「堀が浅い」とは、永続的な競争優位性を持っていない企業のことです。
簡単にいうと、ライバル会社がたくさんいて、その企業の商品・サービスがなくても生活に困ることがないということ。
一方で、急落後にV字回復してくる企業はどんな企業かというと…
この本にはこう書いてあります。
・「玉」と思われる企業群は業績の裏付けがある
・世の中になくてはならない企業
言っていることはバフェットやチャーリー・マンガーとほぼ一緒だと思います。
さらにこんなことも言っています。
分散投資はダメだ!と。
「玉」の企業に集中投資した方がいいと。
これからは本格派の長期投資家であるアクティブファンドの時代がくると。
分散しようと思ってたくさんの銘柄に投資するとどうしても「石」が混ざってしまうので逆にリスクが高くなるというのはすごくわかります。
整理すると…
これはさわかみ投信の創業者である澤上篤人さんが言っているからこそ説得力があるんです。
でも言っていることは本質だと思います。
誰かに迎合しているわけでもなく、52年間も運用の世界を生きてきた人の本心だと思います。
今回のブログではなんでリーマンショック以上の大暴落が訪れるのかまでは触れませんでしたが、気になる人は本を読んでみてください。