個人投資家に大人気! ハイパーグロース株
#472
こんにちは、チャーリーです!
少し前のブログで書いた(イノベーション企業への投資)を調べている時に改めてビックリしたことがあります。
例えばズーム株が下がっているなっていうのは知っていましたが、ハイパーグロース株の下落率がえげつないことになっていました。
まさかここまでとは思ってなかったです。
※ ハイパーグロース株とは成長率が著しく高い企業のこと
さっそく個人投資家に大人気のハイパーグロース株の下落率を見てください。
2021年の高値を基準に下落率を算出しています。
中には2020年の方が株価が高かったという企業もありますが、そういう企業も2021年の高値を採用しています。
一番下落率が高いC3.ai(シースリーエーアイ)だと82.50%も下がっています。
82.50%下落したってことは、100万円投資していたら、17.5万円になったということです。
バブルが弾けたわけでもないのに、この下落率はえげつない…
赤字企業や利益を十分に出せていない企業はこういう結果になりやすいです!
当然この中にはアーク社が好んで投資している銘柄もあります。
ロビンフッド・マーケッツ
テラドック・ヘルス
ロク
ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ
がまさしくそうです!
高値で買った人が今まで保有している確率はかなり低いと思いますが、もし仮に82.50%も下落すると、その後が想像を絶するくらい大変になります。
17.5万円の原資で、元々の投資金額の100万円まで取り戻そうと思ったら、5.714倍も株価が上がらないと元に戻りません。
17.5万円×5.714倍=約100万円
ここで一番の悪手は5.714倍になりそうな銘柄に投資することです!
簡単にいうと、またハイパーグロース株に投資すること。
このことから間違いなく言えることは、「損しないことが大事!」ということです!
バフェットが投資をする上で最も大事にしている2つのルールを思い出してみてください。
ルール1:決して損をしないこと。
ルール2:決してルール1を忘れないこと。
このルールに従おうと思ったらそもそもハイパーグロース株に手を出したらダメということがわかると思います。
なんでこんなに株価が下がったかというと…
インフレになったことで長期金利が上昇してきていることが原因です!
2022年はテーパリングが終了して、利上げがあって、FRBの資産圧縮という流れになるのでますます長期金利は上がりやすくなります。
少なくても長期金利が下がることはないと思います。
どうする…アーク社~♪(アイフルのCM風)
整理すると…
ハイパーグロース株への投資は一か八かの投資ということが何となくわかっていただけましたか??
「下がり始めたらすぐ売ればいいじゃん」とか「20%下落したら損切りするって決めておけばいいじゃん」とか「上がったタイミングで売却しないのが悪い」と思う人がいると思いますが、それができないのが投資家心理なんです。
そもそもハイパーグロース株に限らず、買ったあと20%以上下がらない銘柄は皆無ですし、テンバガーを目指してハイパーグロース株に投資しているのに少し上がったところで売却することも間違っています。
結論はハイパーグロース株は避けて通った方がいいということです。
どうしてもという人は投資金額を全体の20%(最大)までにしておいてください。
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