ファンド・オブ・ザ・イヤー2007の実力

#86

こんにちは、チャーリーです!

今までファンド・オブ・ザ・イヤー2019、2018と検証してきましたが、今回は大きく遡って2007年の最優秀ファンドを調べてみました。

 

なんで2007年かというと、リーマンショック前に受賞したファンドがリーマンショック後にどうなったかを知りたかったので調べました。

 

 

ファンド・オブ・ザ・イヤー2007年の最優秀賞

・国際株式部門

「フィデリティ・グローバル・ファンド」

※ 前回同様、いろんな部門の最優秀賞がありますが、国際株式部門で検証していきます。

 

フィデリティ・グローバル・ファンドはどういう商品なのか??

特徴

世界各国の株式市場から個別企業分析を行い、成長企業を選定し、利益成長性等と比較して妥当と思われる株価水準で投資を行います。

 

表彰された理由は古すぎてモーニングスターのホームページに載っていなかったのでわからないです。

 

 

それでは過去のパフォーマンスを見ていきたいと思います。

まずは表彰された2007年の1年間

 

やっぱり表彰された年のパフォーマンスは、2019、2018に共通して市場平均のS&P500を上回っていることがわかります!

市場平均よりもパフォーマンスが悪かったら受賞できていないので当たり前ですが…

 

問題はその後どうなっているかです!

表彰された2007年~現在までのパフォーマンスを見てみたいと思います。

 

やっぱりという表現が合っているのかわからないですが、その後のパフォーマンスを比べたら最優秀賞に選ばれたファンドが市場平均(S&P500)を下回っています

簡単に言うと最優秀賞を受賞したという事実だけで、そのファンドを購入すると市場平均を下回ってしまいます。

 

こうなったら次回のブログは、1999年まで最優秀賞ファンドを遡れるので、すべてのファンドを調べてみたいと思います。

 

 

整理すると…

最優秀賞を受賞したファンドでさえも単年ではなく長期視点だと市場平均であるS&P500と比べると劣後してしまっています。

運用のプロと言われているファンドマネージャーが運用してもこういう結果なんです!

個人投資家が長期に渡って、市場平均を上回る運用をするのがいかに難しいかがわかってきたような気がします…

次回は1999年からの最優秀賞ファンドを全て調べてみますので、最終結論がついに出ると思われます。

1

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です