FTX経営破綻

#722
こんにちは、チャーリーです!
2022年11月11日に暗号資産(仮想通貨)の取引所を運営しているFTXが経営破綻しました。
同業他社には、コインベース、バイナンス、ビットフライヤーなどがあります。
正直、暗号資産には全く興味がないので、FTXが経営破綻と聞いてもふ~ん…って感じです。
ふ~んって感じなんですが、なぜわざわざ暗号資産(仮想通貨)のことを書こうと思ったかというと…
この前参加した経営者クラブで隣に座っていた人が暗号資産(仮想通貨)投資のことを熱く語っていたからです。
まずはビットコインの価格を調べてみました。
FTXが経営破綻する前からかなり下がっています。
これは利上げによるものだと思います。
それにしても下落率がえげつないです…
2021年11月10日:69,925ドル
2022年11月27日:16,432ドル
下落率:76.50%下落
76.50%の下落って想像しにくいかもしれませんが、単純に100万円投資していたら23.5万円になったということです。
前述した通り、私は全くと言っていいほど暗号資産投資には興味がありません。
膨張とかじゃなく興味0%です。
なので今後どうなるのかは全くわかりません。
今が底なのか、まだまだ下がるのかさえも皆目見当がつきません。
ただ、ビットコインに関して思い出したことがあります。
ある人がこんなことを言っていました。
「仮想通貨は通貨なので使われないと利便性が上がらない。それにも関わらず、持っていたら価格が上がるからと思って使わずに保有するのが目的になっている」
「自分が買った価格よりも高い値段になるのを待っている人、もっと儲けたいと思って持ち続けている人が多いのでビットコインが普及しない」
少し難しいかもしれませんが、私はなるほどなと思いました。
その理屈で言うとビットコインは普及せず、フェイドアウトしていく可能性があるなと。
2022年11月29日の日経新聞朝刊7面に以下の表が載っていましたので転載します。
画像引用元:日本経済新聞(2022年11月29日朝刊7面
日経新聞によると「通貨の3機能」をすべて満たしていないことになります。
普及する可能性が低いもの=どこでもかしこでも使えない=通貨としても価値が低いものに一生懸命投資しているので面白い現象だと思いながら見ています。
1000%ギャンブル以外の何者でもありません。
表現は良くないですが、自分よりもバカな人が現れてくれるのをひたすら待つゲームなんです。
どういうことかというと…
通貨として利用価値が低い通貨に対して、自分が買った値段よりも高い値段で買い取ってくれる人が現れるのを待つしかないんです。
値段と価値は根本的に違うってことに気が付かないといけないと思います。
暗号資産の価値があるのかないのかの議論の前に、暗号資産の価値は変わりません。
価値が変わらないものに投資するほど馬鹿げている投資はありません。
高級時計で考えてみてください。
仮定として、将来価値が変わらない高級時計を100万円で買いました。
それを110万円で買い取ってくれる人を待つことと同じです。
価値が変わっていないのに110万円で買ってくれる頭の悪い人が出てくるのをひたすら待つしかないんです。
これと暗号資産への投資は全く同じだと思っているので暗号資産への投資は全く興味がありません。
整理すると…
価値がないものに投資をすると損する確率が高くなります。
価値を生み出さないものも同じです。
儲かった人もいるかもしれませんが、たまたまだと思った方がいいです。
再現性はないです。
失敗する確率が高いものは避けて通りましょう。