キャッシュフローが潤沢な企業

#677

こんにちは、チャーリーです!

突然ですが、10月からブログの投稿を少し減らしたいと思います。

その理由は、最初からずっとですが土曜日・日曜日・祝日は閲覧件数(PV数)が明らかに少ないからです。

なので、10月からは土日祝日は掲載をやめます。

土日祝日も楽しみに見てくれていた方は本当に申し訳ございません。

 

 

昨日のブログ(チャーリーの盲点)で、銘柄を選定するにあたって「キャッシュフロー創出能力」がポイントになると書きました。

※ キャッシュフローはフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)だと思ってください。

 

なぜキャッシュフロー創出能力がポイントになるかというと…

「株価は長期的にはEPS(1株あたりの利益)と連動する」からです。

フリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)が潤沢な企業は自社株買いによりEPS(1株あたりの利益)を増加させることができます。

 

極端な話、純利益はずっと横ばいだとしても、自社株買いによってEPS(1株あたりの利益)が上昇していけば、長期的には株価もそれに連動して上昇するということです。

※ フリーキャッシュフローを自社株買いに使えばの話ですが…

 

 

そこで今回のブログでは私のオススメ銘柄の内、昨日のブログに例で出したS&Pグローバルとヤムブランズに加えてアップルの3銘柄のフリーキャッシュフローを調べていきたいと思います。

 

 

以下からキャッシュフロー:CFと表記します。

本来は

「フリーCF」=「営業CF」−「投資CF」で計算されますが、ここでは違う計算をします。

もっと厳密にフリーCFを計算します。

「フリーCF」=「営業CF」−「設備投資額」で計算します。

 

S&Pグローバル

 

注目すべきは「灰色の設備投資額の少なさ」「緑色のフリーCFの潤沢さ」です!

他の企業と比べてもS&PグローバルのフリーCFの相対的な潤沢さは特質しています。

しかも毎年フリーCF(自由に使えるお金)が増えていっています。

2015年はサブプライムローンの格付けに関する和解金を支払ったので、凹んでいます。

 

これだけフリーCF(自由に使えるお金)が潤沢にあれば、自社株買いも増配も余裕でできます。

 

 

次にヤムブランズを見てみます。

※ ヤムブランズは2016年に中国事業だったヤムチャイナを分社化したので、それ以前と以降ではCFが大きく違うので2016年以降だけ載せています。

S&Pグローバル同様、緑色のフリーCFは毎年増加傾向にあります。

 

 

最後にアップル

アップルはフリーCFの金額でいうと、世界ナンバーワン企業です。

2021年度だと929億5300万ドルもフリーCF(自由に使えるお金)があります。

為替を110円で計算したとしても10兆2248億円になります。

10兆2248億円も自由に使えるお金があれば自社株買いはし放題だし、増配もできるし、M&Aもできるので株主としては嬉しいことだらけです。

 

 

今回はフリーCF(自由に使えるお金)に注目して書いていきましたが、フリーCFを何に使っているのかはちゃんと調べないといけません。

もしかしたら自社株買いに使ってない可能性もあるので。

私がオススメしている5銘柄の内、コストコはそんなに積極的に自社株買いは行っていないです。

 

 

整理すると…

フリーCFが潤沢にあるということは良いことしかありません。

フリーCFを潤沢に生み出すことができるというのは、永続的競争優位性を持ったビジネスであることの可能性が極めて高いです。

しかもフリーCFが潤沢にあるだけではなく、毎年増え続けているというのもこういう銘柄のいいところです。

引き続きキャッシュフローには注目していきたいと思います。

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