訪日客数、過去最高を更新
#979
こんにちは、チャーリーです!
前々回のブログで母が東京に遊びに来たというのを書きました。
東京・鎌倉観光に行くと外国人観光客の多さにびっくりします。
冗談抜きで日本人の方が少なく感じたくらいです。
それもそのはずです!
日本政府観光局が7月19日に発表した1月~6月の訪日客数を発表しました。
1月~6月は1,777万7,200人で同期間としては過去最高を更新しました。
ちなみに同期間で今まで一番多かったのはコロナ前の2019年でした。
2019年1月~6月:1,663万3614人
114万人も更新したことになります。
2010年からの訪日客数の推移は以下の通りです。
第二次安倍政権で2013年3月に「観光立国推進閣僚会議」を設置して訪日外国人を増やす政策を打ち立てました。
2013年以降はどんどん訪日客数が増えていることがわかります。
今の岸田政権では2030年には訪日客数を6,000万人まで増やそうとしています。
なんで???
なんでそこまで訪日客数を増やしたいの?
って疑問に思っている人もいるかもしれません。
その答えはすごく簡単です!
「日本人が消費をしてくれないので訪日客に消費してもらうため」
訪日客の消費額は4月~6月期の四半期で2兆1,370億円で過去最高額を更新しています。
私なりに調べて訪日客の消費のおかげで業績が伸びた企業を例に挙げてみます。
・オリエンタルランド
・ドン・キホーテ
数字がごちゃごちゃしてわかりにくいかもしれませんが、細かい数字よりも2013年以前と2013年以降の違いがわかれば十分です。
まずはオリエンタルランド
2013年以前は伸びずにずっと横ばいが続いています。
訪日客が増え始めた2013年以降はどうですか??
2013年以前と以降ではまったく違うのがわかりますか??
極論ですが、ものすごくわかりやすくいうと…
「2013年以前は日本人を対象に商売していた結果」
「2013年以降は訪日客を対象に商売をした結果」
次は
ドン・キホーテの親会社である「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」です。
先ほどのオリエンタルランドと結果は同じです!
訪日客を積極的に受け入れる2013年以前はずっと横ばい。
あえて同じことをもう一度書きます。
「2013年以前は日本人を対象に商売していた結果」
「2013年以降は訪日客を対象に商売をした結果」
これが訪日客を積極的に受け入れた結果です!
訪日客が増えれば増えるほどオーバーツーリズム(観光公害)の問題が出てきているのは事実ですが、経済的には成功と言ってもいいと思います。
冒頭にも書きましたが、岸田政権としては訪日客を2030年には年間6,000万人まで増やそうとしているみたいです。
この勢いが続けば2024年の年間訪日客数は「3,500万人」になりそうです。
6,000万人っていったら日本人口の半分にあたります。
今年よりも2,500万人も訪日客が増えるので街を歩いていたら外国人だらけになります。
やっぱり英語を話せるようにならないといけないと痛感しています。
整理すると…
日本人が消費してくれないので訪日客に消費してもらおうという発想は大正解だったと思います。
ただオーバーツーリズム問題が今後どんどん深刻化してくると思うのでその対策も政府としてはしっかりしてほしいと思います。