映画製作費から投資を考えてみる

#475

こんにちは、チャーリーです!

2021年の年末に子供と「劇場版 呪術廻戦 0」を観てきました。

個人的には【劇場版「鬼滅の刃」無限列車編】よりも面白かったです。

 

2年前くらいに読んだ本で映画の製作費のことについて書かれてあったので、今回はそのことを書いていきたいと思います。

当然、製作費が大きければいい作品というわけではありませんが、この考え方は長期投資を考える上ですごく参考になるんです。

 

邦画の製作費は平均で3.5億円らしいです。

ちなみに鬼滅の刃の制作費は5億円と言われています。

 

一方、アメリカの映画の製作費はいくらくらいだと思いますか??

アメリカの製作費の平均は調べてもよくわかりませんでしたが、上記の本にはアメリカの映画は30億円くらいで『低予算映画』と言われていると書かれています。

 

海外の映画で有名どころの製作費は以下の通りです。

為替を1ドル110円で計算すると、2.5億ドルで275億円の製作費をかけているということになります。

 

 

この事実を踏まえた上で疑問が浮かんでくると思います。

「邦画ももっと制作費を多くして、よりいい映画を作ろうとすればいいのに」

「海外の映画は275億円も制作費がかかってしまったらペイできなんじゃないの?」

上記のような疑問に対してどう答えますか??

私はどこに向けて制作しているのかがすごく重要なポイントだと思います。

 

邦画は日本国内の1.2億人に向けて映画を製作しているケースが多いです!

海外映画は全世界78.5億人に向けて制作しています。

 

1.2億人向けと78.5億人向けに作られた映画はどちらが興行収入が多いと思いますか??

どちらが見てくれる人の数が多いと思いますか??

 

考えるまでもなく、78.5億人向けに作られた映画の方が観客数が多く、興行収入も多くなります。

なので制作費に多額の資金をつぎ込んでもペイできるんです!

 

 

別の視点で考えてみます。

今ネットフリックスでどこの国の映画・ドラマが人気か知っていますか??

韓国なんです!

イカゲーム、愛の不時着、梨泰院クラスなどが有名ですけど、これってネットフリックスだけの話だけじゃないんです。

 

映画の話でいうと、第92回アカデミー賞に韓国映画の「パラサイト 半地下の家族」が受賞しています。

映画以外の話でいうと、BTSが一番わかりやすいと思います。

アメリカのビルボードで1位を取るくらい活躍しています。

すべてに共通しているのは韓国は人口が5100万人しかいないので、韓国国内じゃなく世界に向けて商売をしようとしている結果です。

 

 

何が言いたいかというと、投資の世界でも人口が増え続けている世界に向けて商売をしている企業は強いということです!

人口が増え続けているアメリカを中心とした世界向けに商売をしないと企業の利益が伸び続けることは難しいです。

 

 

整理すると…

どの分野で考えても人口が減少している地域だけで商売をしようと思ったらすごく厳しいです。

人口とは少し反れますが、映画の製作費の話に似たような話だと、ナイキとアシックスも同じです。

ナイキは宣伝広告費に年間3000億円を投入していますが、アシックスは300億円です。

どちらが世界で認知度が高くなる可能性が高いと思いますか??

どちらがシェアを伸ばせる確率が高いですか??

こうやっていろんな角度から投資のことを考えても面白いと思います。

2

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です