2020年度 決算発表:フェイスブック
#177
こんにちは、チャーリーです!
1月下旬からアメリカ企業の決算発表ラッシュが始まります。これはアメリカ企業は12月決算の企業が多いためです。
日本は3月決算企業が多いです。
そこで気になるアメリカ企業の決算内容を調べていきたいと思います。
まずは私が保有している銘柄から調べていきたいと思います。
※ 保有銘柄はアマゾン、フェイスブック、ビザ、ヤムブランズの4銘柄です。
(2020.11.30 資産公開)を参照してください。
今回は保有銘柄の中でも一番気になっているフェイスブックの決算内容を調べていきます。
2021年1月27日(アメリカ時間)に2020年度の決算発表がありました。
以下の表は全て年次報告書と四半期報告書から数字を拾って作成しています。
年次報告書と四半期報告書はこちら
比較できるように2015年からの業績を一緒に載せています。
売上高
営業利益・純利益
キャッシュフロー
表の中ではキャッシュフローをCFと表記しています
フリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)が年々増えていっているのがわかります。
これはいい傾向だと思います!!
業績が右肩上がりになっているのは調べる前からわかっていたことですが、キャッシュフローが年々改善していっているのは知らなかったので調べて良かったです。
実は私が一番気になっていたのは業績ではないんです。
一番気になっていたのは、会員数の推移です!
2020年はコロナが世界中の話題をさらいましたが、SNS業界はコロナ以外でもかなり逆風が吹いた年でもありました。
何があったかというと…
2020年5月25日に黒人男性のジョージ・フロイド氏が白人警官に頸を膝で8分間も押さえつけられて死亡した事件がありました。
この事件に対して全米各地で抗議デモが起きましたが、この抗議デモをしている人のことを暴力者とする投稿を放置したとして世論から大バッシングを受けました。
その結果、コカ・コーラ社、ユニリーバ社、スターバックス社、アディダス社、マイクロソフト社、ブルーボトルコーヒー社など430社がフェイスブックへの広告掲載を一時ボイコットしました。
このことがあったので、ユーザー数がどうなっているのかがすごく気になっています。
430社の広告掲載ボイコットについては、売上高推移を見る限り影響は軽微だったことがわかります。
それでは見てみたいと思います。
デイリーアクティブユーザー数
※ デイリーアクティブユーザー数とは、フェイスブックを毎日利用している人数のこと。
マンスリーアクティブユーザー数
※ マンスリーアクティブユーザー数とは、1ヶ月に1回はフェイスブックを利用している人数のこと。
これを見て安心しました。
世界全体の利用者数で見ると3ヵ月毎に着実に伸びています。
余談ですが、フェイスブックのホームページと年次報告書を見てびっくりしたのが、フェイスブックはインスタとワッツアップの買収に関して独占禁止法で訴えられていますが、2020年も2社買収していました。
整理すると…
フェイスブックの決算内容を見ると今後も安心して保有していられると思えました。
短期的には株価は20%くらいは平気に上がったり下がったりしますが、こういう事実を知っているとそれに振り回されずに長期で保有することができます。
フェイスブックはまだまだ大丈夫です!!
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