＃169

こんにちは、チャーリーです！

過去ブログで再三に亘って、長い目で見たら人口（消費）と株価は連動していると言ってきました。

その時に例に出していたのが、マクドナルドとヤムブランズ（ケンタッキー）の2社です！

ただ私の経験上、7割くらいの人が「それはアメリカ人がファーストフードが好きだからじゃないの？」と言います。

そこで今回は、「アメリカ人がファーストフードを好きだから株価が上がっているわけじゃない！」というのを別の視点から検証してみたいと思います。

おさらいで…

日本マクドナルドと米国マクドナルドの株価、日本KFCホールディングスとヤムブランズの株価を比較してみます。

※　日本KFCは日本ケンタッキーフライドチキンのこと、ヤムブランズはケンタッキーを世界にチェーン展開している企業

日本マクドナルドと米国マクドナルドの比較チャート

日本KFCホールディングスとヤムブランズの比較チャート

何度見てもこれを見たら、日本株に投資することが私はバカバカしくなってしまいます…悲

今回どうやって「アメリカ人がファーストフードを好きだから株価が上がっているわけじゃない！」というのを検証するかと言うと、中国でも同じことが起きているのか？を調べてみたいと思います。

中国の外食企業で上場している企業でヤムチャイナという企業があります！

ヤムチャイナは私が投資しているヤムブランズから2016年に中国事業が分社化して、独立したヤムチャイナがNY市場に上場しています。

※　マクドナルドの中国法人は非上場のため検証できませんでした。

さっそくそのヤムチャイナの株価の推移を見てみたいと思います。

※　2016年11月1日にNY市場に上場しました。

参考までに本家のヤムブランズとの比較チャートと米国マクドナルドとの比較チャートも見てください。

ヤムチャイナとヤムブランズの比較チャート

ヤムチャイナと米国マクドナルドの比較チャート

これを見たら一目瞭然！！

中国人とアメリカ人はどっちがファーストフードが好きだと思いますか？？

もうこんな質問をしなくても大丈夫ですよね？

最後にヤムチャイナの業績を載せておきます。

整理すると…

これでファーストフードが好きとか好きじゃないとかの議論をしなくても済むと思います。

そもそも論で言うと、アメリカ人1人あたりの食べる量が2倍3倍4倍に増えているわけではないので検証するまでもなかったんですが…

やっぱり人口が増えて→食べてくれる人の数が増えて（消費が増えて）→業績が伸びる→株価が上がるという好循環で株価が上昇しているということがわかりました。

しかもマクドナルドやケンタッキーみたいにブランド価値が確立されていれば、今後もこの好循環が続く可能性が極めて高いです！