ちょっと待って…結局どっち!??
#430
こんにちは、チャーリーです!
毎日、株式市場のことをネットで調べたり、新聞を読んだりしていますが、おもしろい事案があったので紹介したいと思います。
ただ、見方によっては今回のブログの内容は悪口に聞こえなくもないので、どの新聞などの情報ソースは明言しません。
どういうことが書いてあったかというと…
A情報
「株式相場の下落を受けて、相対的に安全資産とされる日本国債の買いが増えた結果、円買い・ドル売りが優勢となった(円高ドル安になった)」
この情報の順番
① 株式が下がった
② 株式が下がったのを受けて円高ドル安になった
これだけを見ていたら、そういうものなのか…と何も疑問を持たずに納得しちゃいます。
ただ、同じ日の別の情報ソースでは違うことが書いてありました。
どう書いてあったかというと…
B情報
「為替の円高ドル安を受けて、株式市場が下落しました」
この情報の順番
① 為替が円高・ドル安になった
② 為替が円高になったのを受けて株が下落した
A情報もB情報も同じ日の同じ相場のことが書いてあるんです。
このA情報、B情報を見てどう思いますか??
当然
A情報は為替の専門家の見解
B情報は株式の専門家の見解
こんないい加減なことってありますか??
結局のところ、専門家でもその日の相場で為替・株式が何が要因で動いたのかがわからないということだと思います。
後付けでいろんな理由を言っているだけなんです。
このことから何が言えるかというと…
・短期的な値動きについては専門家でもよくわからない
・専門家もいい加減
2つ目は半分冗談ですけど、1つ目については専門家でも本当にわかってないと思います。
短期的な値動きを解説している人がいたら「適当に言っているだけ」だと思った方がいいということです。
だって専門同士でも真逆のことを堂々と言っているくらいですからね。
※ テクニカル分析を解説している人にも同じことが言えます。
こういうもっともらしい相場に対する見解にダマされて振り回されないようにするためにも長期投資はオススメなんです!
こういう情報に振り回されると短期売買を繰り返すことになるので、最終的には失敗する確率がどんどん上がってしまいます。
「長期的にはEPS(1株あたりの利益)と株価は連動している」ことは、あらゆる研究データが物語っています。
私のブログでもいろんな角度からそのことをわかってもらおうと書いています。
整理すると…
専門家だからといってその情報を鵜吞みにしないようにしましょう!
情報に振り回されて損するだけです。
私は専門家ではないですが、私のブログにしてもそうです。
私のブログに書いてあることを疑ってかかって、揚げ足を取るように自分でも調べた方がいいです。そうすることで、その調べた知識が自分の血となり肉となって投資の知識がレベルアップしていきます。