EV(電気自動車)メーカーに投資すべきか??

#212

こんにちは、チャーリーです!

今もっとも注目を集めている業種と言っても過言ではないEV(電気自動車)について改めて考えていきたいと思います。

今回考えるのは、EVメーカーに投資をすべきかどうかです!

 

 

まずは以前のブログでも掲載しましたが、EV市場の推移を確認していきます。

引用元:調査会社カナリスのホームページ

 

EV販売は2020年では全体の4.7%しか占めていませんが、2030年には48%まで増えることが予想されています。

EV市場の拡大はほぼ100%間違いないと言ってもいいと思います。

 

ただ、以前のブログでもEV市場が拡大することと、EVメーカー株が上がるのはイコールではないと言いました。

それは競合相手がどんどん増えてきて、最終的には価格競争になり企業の利益が出にくくなるからです!

 

私が調べた限りでも以下の企業がEVに参入しています。

ちなみに、IT企業もどんどん既存自動車メーカーをEVで提携しています。

アマゾン→リビアン

 

マイクロソフト→ヒューマンホライゾン

 

 

アップル→EVに参入を表明(どこと組むかは不明)

 

百度(バイドゥ)→浙江吉利控股集団

 

 

アリババ→上海汽車集団

  

 

センテント→NIO

  

 

小米(シャオミ)→EVに参入を表明(どこと組むかは不明)

 

少し調べただけでもこのように有力IT企業は既存メーカーと組んでEVに参入しています。

これは単なるEV(電気自動車)に留まらず、その先の自動運転車を見据えた動きだと思います。

当然ですが、自動運転車は電気で運転を制御・コントロールするので。

 

 

これだけ将来有望なEV市場に対して考えないといけないことは、この中のどのEVメーカーが勝ち残るかです!

勝ち残ることができるEVメーカーじゃないと株価が上がらないので。

※ 個人的には勝ち残ったとしても株価はそんなに上がらないと思っていますが…

 

勝ち残れそうな企業は

テスラですか?IT企業と提携している自動車メーカーですか?

もっと広範囲に考えても、中国企業ですか?欧米の企業ですか?日本企業ですか?

既存自動車メーカーですか?新興EVメーカーですか?

 

この先、新たにEV市場に参入してくるメーカーがないとも限りません。

 

 

上記のように考えただけでも私はEVメーカーには投資すべきではないと思います!

どこが勝ち残るのかさっぱりわからないし、そもそも論で言うと、冒頭に載せたEV市場の見通しをよく見てください。

自動車全体の販売台数は全く増えていないんです!

ガソリン車やディーゼル車も含めた全体で7000万台くらいで頭打ちになっている分野で上記メーカーこぞってパイの取り合いをするって考えただけでも投資すべきではないと思います。

 

もっと極論を言うと、1900年初頭に馬車から自動車に移り変わってくる際にどの自動車メーカーが生き残るのかわかった人はいないのと同じ。

飛行機の勃興期も全く同じです。

 

整理すると…

世界各国が環境保護のためにEVにどんどんシフトしていくのは間違いないことなので市場自体は2030年ころまでは拡大していきます。

ただ、今回調べて改めて感じたことは競合相手が思っていたよりも多いということです。私が調べられていないEVメーカーも世界には必ずあるはずです。

こういう企業に投資するんだったら、過去にブログで取り上げたコルゲート、マコーミック、コストコ、マクドナルド、ビザ、ヤムブランズなどの企業を5年でも10年でも持っていた方が資産が増える確率が高いと思います。

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