2024年1月-3月期の業績はどうだったのか??
#949
こんにちは、チャーリーです!
私がオススメしている6銘柄の四半期決算の発表が出揃いました。
私はブログで業績、特にEPS(1株あたりの利益)が大事と一貫して書いています。
正直株価が上がろうが下がろうがほとんど気にしていません。
それは企業価値以上に株価が上がっていたら時間が経てば企業価値まで株価が下がるからです。
もちのろん逆も同じです。
株価がどうなろうが結局は、企業価値=EPS(1株あたりの利益)に株価は収れんします。
だからEPSを気にして、株価を気にしていません。
決算発表を受けてそのEPS(1株あたりの利益)がどうだったのかを調べたいと思います。
ちなみにオススメ6銘柄は以下の銘柄です。
コストコ
ビザ
ドミノ・ピザ
アップル
ユナイテッドヘルス
S&Pグローバル
※ 順番に意味はありません
あと念のため補足しておきますが、短期間だとEPSと株価は連動しません。
あくまで長い目で見たら連動するということは忘れないでください。
まずは株価推移から見ていきます。
繰り返しになりますが、これが今後も続くかどうかはEPS(1株あたりの利益)次第です。
それでは2024年1月-3月期のEPSを調べてみます。
これも2点ほど補足が必要です。
1つ目:S&P500は88.9%の企業の集計値
→ まだすべての企業の決算発表が終わっていない
2つ目:ユナイテッドヘルスは特殊要因で減益になった
→ 本業とは関係のない一時的な要因によるもの
1つ目のことは今の時点ではどうしようもできないことですが、500社の平均なので大きくは変わらないと思います。
2つ目の「ユナイテッドヘルスは特殊要因で減益になった」に関して
特殊要因とは以下のことです。
・ブラジル事業の売却(売却損が生じた)
・サイバー攻撃への対応で費用がかさんだ
この要因は一時的なことで来年以降も恒常的に続くものではないので気にしなくてもいいと思います。
もし、この特殊要因がなければEPS(1株あたりの利益)がどうなっていたかというと…
2024年1月-3月期のEPS
-1.53ドル → 6.91ドル
増益率:+16.13%増益(前年同期比)
このブログで何がいいたいかと言うと「アメリカの上位500社の平均よりも増益率が高かった」ということです。
500社平均はまだまだインフレ&利上げの影響で苦しんでいますが、堀が深くて永続的な競争優位性を持っている企業はそんなことお構いなしで大きく増益になりました。
これが堀が深い企業の特徴です。
整理すると…
最近よく思うのは景気動向が順調なときは極論をいうとどんな企業でも業績は上向きになります。
追い風が吹いている状況では堀が深い、浅いということにそんなに差が生まれません。
ただ経済的逆風が吹いている状況では大きな差が生まれやすいです。
これは当然株価でも同じことが言えます。
大きな差が出るのは逆風が吹いている時や暴落時です。
慌てず時間を味方につけて資産を築いていきましょう。