2024年6月の米雇用統計

#969
こんにちは、チャーリーです!
先日ある経営者を紹介してもらって面談してきました。
私は証券会社時代は主に個人営業を担当していたので法人先は多くは担当していませんでしたが、その企業は証券会社では完全に法人部が担当するような規模でした。
その経営者は野村證券のプライベートバンキング部が担当しているくらいの規模なので正直運用で資産を増やしたいというニーズはありませんでした。
ただ、紹介ということもあり話を聞いていただけることになったのでいつも通りの話をしてきました。
なぜか話の内容と私を気に入っていただいて、いつものオススメ6銘柄に投資していただけるとこになりました。
会社の規模感からすると投資額は大きくはないですが、今までブレずに6銘柄をひたすらオススメしてきた成果だと思いました。
今後もその6銘柄で突き進みます!
本題に入ります。
今、世界中の投資家がすごく奇妙なことを願っています。
それは「アメリカの経済が弱くなってほしい」です。
アメリカの経済が強すぎていつまで経っても利下げに踏み切れないので世界中の投資家がすごくモヤモヤしています。
経済が弱くなってほしいとか、景気が少し悪くなってほしいというのはすごく奇妙な願いですが、私も最近はそう思うようになってきました。
アメリカの経済が強すぎてインフレがなかなか鎮火しないことが一番の問題点です。
そんな中、2024年7月5日に米労働省労働統計局が2024年6月の米雇用統計を発表しました。。
雇用統計とは
失業率・就業者数・平均時給などが発表されます。
米労働省労働統計局が毎月第一金曜日に発表しています。
発表された内容は以下の通りです。
・就業者数(非農業部門):前月比20万6,000人増加
→ 事前予想は19万人増加
・失業率:4.1%
→ 事前予想は4.0%
・平均時給:前月比0.3%増
→ 事前予想は0.3%増加
たしかに非農業部門の就業者数を見てもアメリカ経済の強さがわかります。
就業者数の推移を見てみます。
就業者数はキレイに増え続けています。
ただ、今回の雇用統計の発表を受けて為替はドル安円高になり、株価は上昇しました。
その理由は、「1月~5月までの平均値だと就業者数が鈍化しているから」らしいです。
う~ん…理由がこじつけのような気がするのは私だけですかね…
まぁでも失業率を見ると少しずつ上昇してきているのは間違いない事実です。
ここ最近少しずつ失業率が上がってきているのが何となくわかると思います。
失業率が上がるのはFRBの中でも想定内です。
とにかく今はインフレ退治&インフレ再燃を防ぐことが最優先事項なので雇用状況は悪くなっても気にしなくてもいいんです。
整理すると…
米雇用統計を見る限りでは少しずつアメリカ経済は減速してきています。
だいぶ前にも書きましたが、「減速」と「マイナス成長」はまったく意味合いが違うので「減速」という言葉に過度に不安にならないように注意してください。
今注目すべき指標はインフレです!