外食株の比較をしてみる
#386
こんにちは、チャーリーです!
私自身もそうですが、私が投資のアドバイスをしている人に対してもそうですが、分散投資をする上で外食株・食品株は保有しておいてほしい業種の1つです。
それは景気後退局面でも強いからです!
単純にどれだけ不景気になったとしても食べないといけないので、需要が落ち込みにくいという理由です。
今回調べていく銘柄は以下の4銘柄です。
・ヤムブランズ
・マクドナルド
・スターバックス
・ドミノピザ
まずは株価の比較をしてみます。
※ 基準日はドミノピザが上場した2004年7月14日です。
一目瞭然でドミノピザの上昇率が飛びぬけています。
各銘柄の上昇率は以下の通りです。
2004年7月14日基準
ドミノピザ:36.44倍
スターバックス:9.93倍
ヤムブランズ:9.20倍
マクドナルド:8.93倍
S&P500:4.00倍
次はキャッシュフロー(表中:CF)を調べていきます。
※ 表の中に出てくる純キャッシュフローは私の造語です。
また、投資CF=設備投資額のこと。
計算式
「営業キャッシュフロー」―「設備投資」=純キャッシュフロー
「純キャッシュフロー」÷「営業キャッシュフロー」=純キャッシュフロー率
純キャッシュフロー率(自由に使えるお金)を見てもドミノピザが一番高いです。
私が保有しているヤムブランズも2016年に中国事業のヤムチャイナを分社化してからは、純キャッシュフロー率が上昇基調になっています。
次は上記で調べた純キャッシュフロー(自由に使えるお金)を使って、どれくらい株主還元しているのかを調べていきます。
希薄化後の発行済み株式数
※ 希薄化後とは、ストックオプションや転換社債などの株数も含めて計算しているということです。
スターバックス以外はほぼどっこいどっこいでした。
最後に配当金を調べて終わりにしたいと思います。
ドミノピザ:2012年から配当を出し始めた
スターバックス:2010年から配当を出し始めた
ちなみに…
ヤムブランズ:3年連続増配中
ただし、2017年に減配になっていますが、中国事業のヤムチャイナを分社化したことによって減配になっているだけで、実質は16年連続増配中です。
マクドナルド:46年連続増配中
整理すると…
4銘柄の中だとスターバックスはちょっと安定性に欠けるけど、あとの3銘柄は長期投資に向いている銘柄でした。特にドミノピザは上場してからまだ日が浅いですが、キャッシュフローを見ても、自社株買い(株数減少)を見ても、かなり優秀でした。
ただ、配当金もある程度ほしいと思っている人はドミノピザじゃなくて、ヤムブランズ・マクドナルドに投資した方がいいと思いました。