コストコがアマゾンのライバルになる日がくる!?

#466

こんにちは、チャーリーです!

2021年12月3日にシドニーで開かれた会議でバークシャーハサウェイの副会長を務めているチャーリー・マンガー氏がコストコについて以下のようにコメントしました。

 

「コストコはいずれ巨大なインターネットプレーヤーとなり、アマゾンのような巨大企業に対抗できるようになるだろう」と語りました。

その理由については、コストコは消費者から信頼されているだけではなく、「巨大な購買力」を持っているからと述べています。

 

 

コストコとアマゾンの会員数の比較をしてみます。

・コストコ(家族カード会員も含む)

 1億1310万人(2021年11月末時点)

・アマゾン(プライム会員)

 2億人(2020年12月末時点)

※ コストコは有料会員になると同居していれば、有料会員1人に付き無料でもう1人会員になれます(厳密には同居さえしていれば家族じゃなくても大丈夫です)。

 

この8690万人の差を肉薄していると言っていいのかどうかはわかりませんが、コストコの家族カードを含む会員数は年々伸びていますし、eコマース(ネットショッピング)も年々増えていることは間違いないです。

もちろんアマゾンも年々伸びています。

 

コストコの家族カード会員を含む会員数の推移を調べてみます。

※ いつもは有料会員数しか載せていないので、いつもと会員数が違います。

 

リーマンショック、コロナ流行があっても会員数が増え続けています。

アマゾンはプライム会員数を定期的に公表していないので、比較できないのが残念です…

 

 

次にコストコのeコマースがどれくらいのペースで伸びているのかを調べてみます。

※ 伸び率はガソリン価格・為替変動を調整した後の数値です。

コロナが流行した2020年3月~5月からeコマースが大きく伸びていますが、1年経った2021年3月以降も着実に伸びています。

 

コロナでeコマースが伸びたというのは紛れもない事実ですが、2020年3月17日に宅配業者のイノベル・ソリューションズを10億ドル(約1070億円)で買収したことも寄与していると思います。

 

 

このようにコストコは着実に実店舗からeコマースへ移行しているんです。

商品を購入するときに「アマゾンじゃないとダメ」と思う人の人数・確率と「コストコじゃないとダメ」と思う人の人数・確率はどちらが多そうですか??

これは答えが見当たらない問いですが、個人的にはアマゾンじゃないといけないと思ったことは1度たりともないです。

それに対してハイローラーなどの商品はコストコじゃないと買えないです!

 

 

整理すると…

チャーリー・マンガー氏が言っているように将来的にはコストコのインターネットショッピングはアマゾンに対抗できる企業になり得るのかどうかは私は今のところはわかりませんが、コストコのeコマースは着実と伸びています。

しかも、バフェットは2020年にコストコを全株売却しましたが、そのことについて「コストコの売却は間違っていた」と認めています。

ちなみにチャーリー・マンガー氏はコストコ株を1株たりとも売却していません。

今は割高な水準ですけど、長期で保有するのであれば何も問題ないと思います。

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