2021年度 本決算発表:ドミノ・ピザ

#509

こんにちは、チャーリーです!

私は投資こそしていないですが、オススメ銘柄の1つであるドミノ・ピザが2022年3月1日に2021年度本決算の発表を行ったので調べていきたいと思います。

なんでピザ屋がオススメなの?

地味すぎない??

IT企業みたいに成長企業に投資した方がいいんじゃないの??

って思うかもしれませんが、ドミノ・ピザを見くびったらいけないです。

 

 

まずは株価推移から見ていきます。

  

ここ直近、23%くらい下がっているにも関わらず、2017年から2.72倍になっています。

2017年1月3日~2022年3月1日

・ドミノ・ピザ

 158.36ドル→ 432.21ドル

 上昇率:2.72倍

・S&P500

 2,257.83ドル→ 4,306.26ドル

 上昇率:1.90倍

 

 

それでは業績を調べていきたいと思います。

以下の表はすべてドミノ・ピザの四半期報告書から数字を抜粋して作成しています。

四半期報告書はこちら

売上高

 

純利益

過去最高益を更新しています。

ただ、伸び率が明らかに鈍化しているのが気になります。

これはコロナがピークを過ぎたことで、経済活動が活発化してきたことで外食が増えたことが影響していると思います。

 

EPS(1株あたりの利益)

2010年からの増加率が平均で23.5%ってすごいです!

 

キャッシュフロー

設備投資額はほぼ横ばいなのに対して、営業キャッシュフローが毎年右肩上がりになっているので、必然的にフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)も年々増えていっています。

このフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)を活用して、今期も自社株買い増配を行っています。

今期は13億2000万ドル分の自社株買いを行いました。

自社株買いをすると発行済み株式数が減るのでEPS(1株あたりの利益)は上昇します。

計算式

EPS(1株あたりの利益)=純利益÷発行済み株式数

 

発行済み株式数

2011年度からは毎年、発行済み株式数が減少していることがわかります。

2011年度から38.8%も株式数が減っています。

これが自社株買いを行っている成果です!

 

 

整理すると…

ドミノ・ピザはピザ屋という地味な業界ですが、決算内容も派手さはありません。

ただ、間違いなく言えることは、毎年着実に右肩上がりになっているということです。

こういう企業は10年先でも20年先でも、経済環境が大きく変わったとしてもシェアを落としにくいです。

バフェットの貨物鉄道会社のBNSF社じゃないですけど、こういう地味な企業を長期保有することで極めて確率高く資産を築くことができます。

今後はインフレ(物価高)の影響に注視していきたいと思います。

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