検証:ガソリンスタンドのおじさんは何がすごいのか??

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こんにちは、チャーリーです!

ここ最近のブログでガソリンスタンドのおじさん銘柄を取り上げて調べてきましたが、ガソリンスタンドのおじさんは超優良銘柄を買って、ただそれを長期保有(一度も売却しなかった)しただけではないんです!

 

もう1つすごいことは、「配当金を再投資していた」ことです!!

 

えっ?それだけのこと?

そんなのめんどくさい!

と思う人も多いと思います。私もそのタイプです…汗

 

配当金再投資のイメージ

 

配当金を再投資したらどうなるのかを計算していきたいと思います。

検証する銘柄はガソリンスタンドのおじさん銘柄の3銘柄です!

コルゲートマコーミックVFコーポレーションで検証していきます。

 

前提条件

・2000年1月3日に1株だけ買って、12月末(決算月)に1年間で出た配当分だけ買い増ししていく。マコーミックだけ11月決算なので11月末に買い増しする。

・税金は日本の20.315%とアメリカの10%の二重課税で計算しています。

・買付手数料は考慮していません。

 

それでは検証していきます。

コルゲート

・配当金を再投資した結果

1.356株✕85.51ドル(2020.12末の株価)=115.92ドル(株数を四捨五入しているのでピッタリの計算結果にはならないです)

31.12ドルで投資したお金が3.72倍の115.92ドルになっています。

・配当金を再投資しなかった結果

1株✕85.51ドル=85.51ドル

31.12ドルが2.75倍の85.51ドルにしかなっていない。

 

 

マコーミック

・配当金を再投資した結果

1.385株✕93.49ドル=129.49ドル(株数を四捨五入しているのでピッタリの計算結果にはならないです)

13.97ドルで投資したお金が9.27倍の129.49ドルになっています。

・配当金を再投資しなかった結果

1株✕93.49ドル=93.49ドル

31.12ドルが6.69倍の93.49ドルにしかなっていない。

 

VFコーポレーション

・配当金を再投資した結果

1.415株✕85.41ドル=120.85ドル(株数を四捨五入しているのでピッタリの計算結果にはならないです)

7.41ドルで投資したお金が16.3倍の85.41ドルになっています。

・配当金を再投資しなかった結果

1株✕85.41ドル=85.41ドル

7.41ドルが11.53倍の85.41ドルにしかなっていない。

 

 

当然の結果といったらそれまでですが、配当金を再投資して株数を増やしていった方が効率が格段にいいです!

これは長く続ければ続けるほど効果的です。

 

最後に日本円ベースでもっとわかりやすく比較してみます。

※ 為替は考慮していません。

コルゲート

配当金を再投資しなかった場合

100万円→275万円

配当金を再投資した場合

100万円→372万円

 

マコーミック

配当金を再投資しなかった場合

100万円→669万円

配当金を再投資した場合

100万円→927万円

 

VFコーポレーション

配当金を再投資しなかった場合

100万円→1153万円

配当金を再投資した場合

100万円→1630万円

 

ちなみにマイクロソフト

2000年1月3日に買っていたら

58.28ドル→243.70ドル

ITバブル絶頂の時に買ったことになるので4.18倍にしかなっていない

100万円→418万円

 

 

整理すると…

2000年から2020年までの21年間でこれだけの差が出るので、ガソリンスタンドのおじさんの資産が約10億円近くまで増えたのも納得できます。

ガソリンスタンドのおじさんは35歳から投資を始めて、92歳で亡くなっているので、85歳までずっと配当金を再投資していたと仮定したら50年も再投資したことになります。

しかも配当金だけではなく、ガソリンスタンドの給料やデパートの用務員の給料も買い増しの資金に足していたので資産が増えるペースはかなり早かったと思います。

ハイテク銘柄に投資しなくてもこういう手法を駆使すれば資産はどんどん増えていくいい事例だと思います。

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